映画『あの頃ペニー・レインと』で描く15歳の少年の青春!
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映画『あの頃ペニー・レインと』はキャメロン・クロウ監督による青春音楽ストーリー。ひょんなことからロックバンドのツアーに同行することになった15歳の少年ウィリアムの淡い恋を描いた2000年の名作映画だ。

映画『あの頃ペニー・レインと』(2000年)あらすじ

ロックバンドのツアーに同行することになった少年の青春ムービー!

1973年、サンディエゴ。
大学教授の厳格な母に育てられた15歳の少年ウィリアムは、姉アニータからロックのレコードをもらいロック音楽に夢中になる。
高校生となり、ロック・ライターになることを夢見る彼が書いた原稿が地方紙に掲載。
その記事がローリングストーン誌の目に泊まり、人気急上昇中のロック・バンド“スティルウォーター”に密着取材をすることに。
そしてウィリアムは取材活動を続けるうち、音楽バンドのグルーピーであるペニー・レインに恋心を抱くようになる。

キャメロン・クロウ監督の半自伝的物語

公開20周年に監督が明かした制作秘話

本作で監督・製作を務めたキャメロン・クロウは、15歳でローリングストーン誌のロック・ライターとして活動した経歴を持つ。
また、小学校を飛び級で卒業するなど、映画の主人公であるウィリアムと共通事項も多く、本作はクロウ監督の半自伝的物語と位置づけられている作品だ。
2015年には劇場公開版より38分間長い特別編集版が日本で劇場公開となった。
2000年の劇場公開から20周年となる2020年には、キャメロン・クロウが監督を務めたトム・クルーズ主演作『ザ・エージェント』(1996年)の成功と本作との関わりほか様々な制作秘話が明かされた。

アカデミー賞4部門にノミネートされた珠玉作

個性派キャストもCheck!

ウィリアム少年の心を一瞬でとらえた魅力的なペニー・レインを演じるのはケイト・ハドソン。
そしてウィリアムの母エレインを『ノマドランド』(2020年)のフランシス・マクドーマンド、伝説的ロック・ライターのレスター・バングスを『カポーティ』(2005年)のフィリップ・シーモア・ホフマン、大人になったウィリアムを『ファースト・マン』(2018年)のパトリック・フュジットが扮しているなど、個性派キャストが様々な人間模様を繰り広げた。
本作は、第58回ゴールデングローブ賞(コメディ/ミュージカル部門)で最優秀作品賞およびケイト・ハドソンが最優秀助演女優賞を受賞。
また、第73回アカデミー賞(2001年)ではケイト・ハドソン(助演女優賞)、フランシス・マクドーマンド(助演女優賞)ほか、計4部門でノミネート、うち脚本賞を受賞した。

作品情報・放送情報

『あの頃ペニー・レインと』

原題:Almost Famous
監督:キャメロン・クロウ
音楽:ナンシー・ウィルソン
出演:パトリック・フュジット、ビリー・クラダップ、フランシス・マクドーマンド、ケイト・ハドソン、ジェイソン・リー、アンナ・パキン、フェアルーザ・バーク、ノア・テイラー ほか
日本公開:2001年

ザ・シネマ

[字]2021年11月10日(水)8:15~10:30

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