名作アクション映画シリーズの最終章『ランボー ラスト・ブラッド』
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今なおハリウッドの最前線で活躍するアクションスターのシルベスター・スタローン。
スタローンの「ロッキー」シリーズと並ぶ大人気アクションシリーズ「ランボー」の最新作で、最終章となったのが第5作目の映画『ランボー ラスト・ブラッド』(2019年)だ。

アクション映画の名作「ランボー」シリーズがついに完結

全世界が注目したシリーズ最終章

ベトナム戦争のトラウマを抱える元グリーンベレーの英雄“ジョン・ランボー”。
シリーズ第1作目『ランボー』(1982年)では、祖国のために戦果を上げるも、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされるランボーの孤独と心の傷が過激なアクションで描かれた。
グリーンベレーの元上司であるトラウトマン大佐に“私が造り上げた作品”と称されるランボーは、ゲリラ戦のスペシャリストであり、銃やナイフ、格闘、サバイバル術も熟知した最強兵士だ。
その後のシリーズでは、ランボーがその卓越した能力をフルに活用し、自らの信条に従って戦いに身を投じる姿が描かれていく。
そして『ランボー』から約40年の年月を経て公開されたシリーズ最終章の『ランボー ラスト・ブラッド』では、穏やかに暮らしていたランボーが最後の戦いに挑む。

シリーズ最終章『ランボー ラスト・ブラッド』のあらすじ

愛する者を救うため、ランボーはたった一人で敵地に乗り込む

ビルマでの激しい戦いから11年、ランボーはアメリカのアリゾナ州にある亡き父の牧場で古くからの友人マリアとその孫娘ガブリエラと家族のように幸せに暮らしていた。
しかし、自分を捨てた父親に会うためメキシコへと一人旅立ったガブリエラが音信不通に。
ランボーは人身売買カルテルに拉致されたガブリエラを救うため、メキシコへと向かう。
ベトナム戦争や数々の死闘で培った“伝説の戦闘マシン”としての経験と知識を総動員したランボーと、手ごわい敵との最後の血戦が始まる。

シリーズ第1作目へのアンサータイトル『ランボー ラスト・ブラッド』

映画タイトル“ラスト・ブラッド”に込められた意味とは?

本シリーズの始まりとなる『ランボー』は、デイヴィッド・マレルによる小説「一人だけの軍隊」(原題:First Blood)を原作に描かれた。
小説の原題である“First Blood”は直訳すると「最初の血=最初に流れた血」であり、転じて「先制攻撃」の意味として使用されるが、本作には“どちらが先に手を出したのか?”という主題につながる問いが込められている。
なおシリーズ第1作目の劇中ではランボーが「They drew first blood, not me.」と、保安官らに非があることを告げるセリフも登場していた。
そんな深いテーマも内包するシリーズ最終章の製作に際し、第1作目に立ち返るべきと考えたスタローンと監督のエイドリアン・グランバーグは、『ランボー』の原題:First Bloodへのアンサータイトルとして、“ラスト・ブラッド”の名をシリーズ最後の映画に冠したのだという。

放送情報

スターチャンネル1

[字]2021年8月7日(土)21:00~23:00
[字]2021年8月13日(金)13:00~15:00
[字]2021年8月26日(木)25:10~27:00
[字]2021年9月10日(金)8:30~10:30
[字]2021年9月20日(月)21:00~23:00

スターチャンネル3

[吹]2021年8月8日(日)21:00~22:50
[吹]2021年8月12日(木)13:00~15:00
[吹]2021年8月20日(金)23:00~24:50
[吹]2021年8月28日(土)21:00~22:50
[吹]2021年9月16日(木)23:10~25:00
[吹]2021年9月25日(土)22:40~24:40
[吹]2021年9月30日(木)24:40~26:30

Mcuraでは、 シリーズ第1作目『ランボー』の紹介記事も掲載していますので、あわせてお楽しみください。

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