『メリーに首ったけ』や『ミート・ザ・ペアレンツ』で知られるベン・スティラーが、監督&主演で名作『虹を掴む男』をリメイク。平凡な男がひょんなことから大冒険へ巻き込まれていくが、物語の最後にこの冒険を総括するのが、あの雑誌「LIFE」の マニュフェスト(企業理念)だ。冒険とマニュフェストの関係とはいったい?
突然訪れた人生を変える冒険が始まる
雑誌「LIFE」の写真管理部に勤めるウォルター(ベン・スティラー)。変り映えのしない毎日を送る彼は、自分がヒーローになったり、危険な冒険を繰り広げたりする空想に浸って現実から逃避していた。そんなある日、「LIFE」最終号の表紙を飾る写真のネガがないことに気付いた彼は、在処を知るカメラマンを追ってグリーンランドへ飛び立つ。あと一歩のところでカメラマンに出会うことができなかったウォルターは、彼を追って旅を続けることに。
LIFE流のマニュフェストは人生の金言
テンポよく展開する物語。ラストシーンには、あの雑誌「LIFE」のマニュフェスト(企業理念)が映し出される。そこには、報われないと考えがちなサラリーマン世代にはガツンとくる金言が!!
To see the world,
things dangerous to come to, to see behind walls,
to draw closer,
to find each other and to feel. That is the purpose of life.
世界を見よ。危険に立ち向かえ。壁の裏側を見よ。
もっと近づいて、お互いを知れ。
それが人生の目的なのだから。
ベン・スティラー演じるウォルターの冒険があってさらに身に染みるこの金言。良い方向に動き出すための第一歩を後押ししてくれること必至です。
LIFE!/ライフ
[字]2020年5月26日 21:00~23:00