アンソニー・ホプキンス主演の頭脳サスペンス映画『ブレイン・ゲーム』

アンソニー・ホプキンスコリン・ファレルが豪華共演する映画『ブレイン・ゲーム』。ホプキンスが予知能力を持つ博士を演じ、連続殺人事件の捜査に挑みます。サイコ・スリラーでもある本作をネタバレなしに紹介します!

豪華キャスト共演の映画『ブレイン・ゲーム』

世界的2大スターの競演作をCheck!

羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士役で世界的な名声を得たアカデミー俳優であるアンソニー・ホプキンスと、ヨルゴス・ランティモス監督作『ロブスター』、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』で再注目された個性派俳優コリン・ファレル。
実力派俳優として世界的人気を誇る2大スターが出演した映画『ブレイン・ゲーム』は、連続殺人事件を扱いながらも人間ドラマが際立つ頭脳サスペンスです。
ホプキンスが演じるアナリスト兼医師ジョン・クランシー博士は予知能力の持ち主ですが、ファレルが扮する連続殺人の容疑者であるチャールズ・アンブローズもまた同じ予知能力者であり、ジョンはチャールズが自身を凌駕するパワーを持っていることを悟ります。
ジョンの心象風景が丹念に描かれ、犯罪映画でありながらもキャラクターの描写に主題を置いた本作。
典型的なジャンル映画とは相反する手触りで製作された、印象的で美しい映像もご堪能ください。

映画『ブレイン・ゲーム』あらすじ

連続殺人犯との息づまる攻防戦を描くサイコ・スリラー

FBI捜査官のジョー・メリーウェザー(ジェフリー・ディーン・モーガン)とその相棒であるキャサリン・コウルズ捜査官(アビー・コーニッシュ)は、とある殺人が連続殺人犯の凶行であることを知る。
解決の糸口が全くつかめないジョーは、キャサリンが反対することも聞かずに、元同僚で医師のジョン・クランシー博士(アンソニー・ホプキンス)に協力を依頼しようと考える。
しかし、娘を亡くすという辛い経験をきっかけに隠遁していたジョンは、捜査に全く興味を示さず、2人は手ぶらで帰ることに。
だが2人の帰りがけに、ジョンの脳裏に浮かんだ流血するキャサリンの姿が浮かび、そのことが気になった彼は、重い腰を上げて捜査に協力するのだった。

映画『ブレイン・ゲーム』の注目ポイント!

製作総指揮も務めたアンソニー・ホプキンス

映画『ブレイン・ゲーム』のメガホンをとったアフォンソ・ポヤルトは、緻密なストーリーとスタイリッシュな映像、そして過激なアクションで“ブラジル版タランティーノ”と称される監督です。
本作ではキャラクター、ストーリー、アクションがバランスよく配置され、アンソニー・ホプキンスの見ごたえある演技が作品にリアリティを与えています。
原題は、“慰め・癒し”を意味する「solace」。
タイトルが示唆するように、本作には”死”についての深いメッセージが込められています。
その脚本にほれ込んだというホプキンスは、主演のみならず製作総指揮も兼務。
その斬新で力強く、エモーショナルな物語は必見です。

映画『ブレイン・ゲーム』作品情報

ブレイン・ゲーム(R15+)

原題:Solace
監督:アルフォンソ・ポヤート
脚本:ショーン・ベイリー、テッド・グリフィン
出演:アンソニー・ホプキンス、コリン・ファレル、コリン・ファレル、ジェフリー・ディーン・モーガン、アビー・コーニッシュ ほか
製作国:アメリカ
製作年:2015年
上映時間:101分

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