今、子どもだけでなく大人も夢中になっている『PUI PUI モルカー』。
2021年1月からテレビ東京系の『きんだーてれび』で毎週火曜日朝7時30分から放送されていて、車になったモルモットたちがめちゃくちゃかわいいと話題沸騰中だ。
この作品を見て筆者が、これは…!と連想した『チェブラーシカ』を紹介したい。
まるでぬいぐるみが生きて動いてるよう!
『チェブラーシカ』はいわゆるパペット・アニメーションというもので、ストップモーション・アニメーションの一種。
人形やぬいぐるみを少しずつ動かしてはコマ撮りすることを繰り返して撮影されていて、まるでぬいぐるみたちが生きていて自分の意思で動いてるかのように見えるのだ。
『PUI PUI モルカー』も同じ手法で作成されたものだろう。
手作りの温もりがあるパペット・アニメ
『PUI PUI モルカー』のモルカーたちは車とモルモットが融合した不思議な生き物(?)で、『チェブラーシカ』も耳の大きなおサルさんのような正体不明な不思議な生き物。
モルカーのようにチェブラーシカもクリッとしたおめめがかわいくて、見ているだけで癒されてしまう。
パペット・アニメーションの持ち味の滑らか過ぎない動きもまた、手作りの温もりがあっていい。
最新技術を生かしたCGもいいが、アナログなコマ撮りもまた別の良さがあるものだ。
日本でも長く愛されるロシアのキャラクター
『チェブラーシカ』は1966年、ロシアの児童文学家エドゥアルド・ウスペンスキーの『わにのゲーナ』に登場したロシアの国民的キャラクターだ。
1969年にパペット・アニメーション『チェブラーシカ』として映画化。
チェブラーシカとワニのゲーナや子どもたちとの交流や冒険が描かれている。
日本でも人気が高く、2001年に公開されたときには一大ブームが巻き起こった。
その後もキャラクターグッズが販売されたり、日本のテレビでアニメ化されたり、日本版映画が制作されるなど、日本でも長く愛されている。