ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したホーキング博士を描く『博士と彼女のセオリー』
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『レインマン』のダスティン・ホフマンや『マイ・レフトフット』のダニエル・デイ=ルイス、『アリスのままで』のジュリアン・ムーアなど、難病や障害を持った役の演技が評価されることがある。
『博士と彼女のセオリー』ではALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したスティーヴン・ホーキング博士をエディ・レッドメインが演じてオスカーを獲得した。

あらすじ

恋に落ちてすぐに難病を発症するのだったが…

ケンブリッジ大学の大学院生で天才物理学者として将来を嘱望されていたスティーヴン・ホーキングは、詩を学ぶジェーンと出会い恋に落ちる。
しかし、その直後に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命2年と宣告されてしまう。
ジェーンはそんな彼と共に生きる決意を固め、彼らは結婚し、やがて長男が誕生する。
刻々と悪化するALSと闘いながら、スティーヴンは“車椅子の物理学者”として意欲的に研究に取り組んでいくのだった。

夫婦にしかわからない深い絆を感じさせる物語

現代宇宙論に影響を与えた天才物理学者であるスティーヴン・ホーキング博士と、その妻・ジェーンの実話をもとに描いた感動のヒューマンドラマ。
よくあるお涙頂戴なものでなく、夫婦のことは彼らにしかわからない深い絆があることを感じさせる。
ジェーン役は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズが演じている。

主演のエディ・レッドメインがオスカーを獲得

“車椅子の物理学者”であるスティーヴン・ホーキング博士を演じたのは『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエディ・レッドメイン。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症して少しずつ体の自由が奪われていく過程をリアルに伝え、微妙な表情の変化なども細やかに表現。
アカデミー賞主演男優賞を受賞したのも納得させる力演を披露している。

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