2020年9月25日に公開される劇場用CGアニメ『アダムス・ファミリー』の1991年の実写版長編映画。映画監督のティム・バートンなどさまざまなクリエイターに影響を与えてきたカトゥーンを当時最新のVFXを駆使して実写化したファミリー向けのホラー・コメディ。
1960年代のお茶の間の人気番組を実写化
漫画家のチャーリー・アダムスが1930年代に描いた一コマ漫画に端を発し、60年代にテレビドラマシリーズやアニメシリーズが制作されて一躍お茶の間の人気者になった『アダムス・ファミリー』。“デレレレン”とお決まりの音が鳴ると“チャッチャッ”と指を2回鳴らしてしまう人が多いぐらい、テーマ曲もおなじみとなった。
ゴシック調のキャラクターをそれぞれ好演
一家の当主・ゴメズ役は『蜘蛛女のキス』のラウル・ジュリア、モーティシア夫人役は『グリフターズ/詐欺師たち』のアンジェリカ・ヒューストン、娘のウェンズデー役には『ペネロピ』のクリスティーナ・リッチ。ゴメズの兄のフェスターには『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役で有名なクリストファー・ロイドが扮する。ゴシック調のキャラクターにそれぞれなりきっている。
一家のもとに疾走していた伯父さんが!
巨大で不気味な屋敷に住むアダムス一家。当主のゴメズとモーティシア夫人、ウェンズデーとパグズリーの姉弟、祖母のグラニー、使用人のラーチ、そして手だけのハンドたちは平穏に暮らしていた。そこへ借金に苦しむ顧問弁護士のアルフォードが、金貸しの息子のゴードンを疾走していたアダムス家の長男フェスターに変装させて屋敷に送り込む。