筆者が大好きなローランド・エメリッヒ監督の最新作『ミッドウェイ』がついに公開。監督が史実を丁寧に調べたうえで、豪華キャストを迎えて太平洋戦争の一部始終の映像化に挑んだ本作。教科書にも載っている日本とアメリカの対決、その裏側とは…。
2020年9月11日 (金) TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給:キノフィルムズ/木下グループ
【ストーリー】“1941年12月8日パールハーバー奇襲攻撃”から始まるアメリカ軍総力戦
ある日、空母エンタープライズで指揮を執っていたハルゼー提督(デニス・クエイド)のもとに1通の報せが届く。それは、1941年12月7日(日本時間12月8日)、ハワイ諸島の真珠湾に停泊していたアメリカ海軍の艦隊が、日本軍の艦上機部隊に襲撃されたという内容だった。早速、カリスマ操縦士として注目を浴びていたディック・ベスト大尉(写真左:エド・スクライン)を含むパイロットたちが、日本艦隊を追うが既にその姿はなく、アメリカは絶望を味わうことに。
眠れる巨人アメリカが反撃を開始!戦いを左右したのは○○でした
日本軍の“パールハーバー奇襲攻撃”が成功したことで、太平洋戦争が開幕。中立の立場を維持していたアメリカだったが、プライドと兵力に大打撃を受けたことで行動を開始する。しかし、勢いづく日本軍の戦力はアメリカの倍以上で、戦意を喪失する隊員が続出してしまう。リベンジに燃えるアメリカ軍が、決死の思いで挑んだ反撃作戦…。教科書で描かれてきた歴史のワンシーンが、今紐解かれる。
洋画ファンも驚く豪華キャストが勢揃い! 日本からも実力派が参戦
ウディ・ハレルソン、エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンス、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼などなど、並べただけでもキャストが豪華すぎて目も幸せになれる本作ですが、見どころはやはり監督が映像や事実をもとに演出する作品への没入感。歴史が変わるその瞬間に、自身がその場にいるような感覚を是非味わってください。また、“壊し屋”の異名でも知られるエメリッヒ監督が挑む、歴史の映像化もお見逃しなく。
【理解度上昇のススメ】あんな人やこんな人も!?「キャスト探し」でさらに深みへ
前述した豪華キャストたちはもちろんですが、さまざまな層にささるキャストたちが、さまざまな役柄で本作には出演しています。ひとまず写真付きで1人だけご紹介。アメリカのアーティストとして有名ですが、最近では映画界でも活躍している、ジョナス・ブラザーズのニック・ジョナス。主役級のキャストが入り乱れる中、男気溢れる良いキャラクターで登場しているのでチェックです! その他、『アリータ:バトル・エンジェル』で話題になったキーアン・ジョンソンや、人気ドラマ『glee/グリー』のダレン・クリスなど、どこで登場して誰を演じているのか是非探してみてください。
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