テレ東ドラマはやっぱり面白い!『僕の姉ちゃん』黒木華と杉野遥亮のユル姉弟|アマプラでも高評価の注目ドラマ

2022年7月27日(水)深夜1時からテレビ東京にて放送の『僕の姉ちゃん』(全10話)。地上波での放送に先駆けて2021年9月からAmazon prime videoで全話先行独占配信されると口コミで評判が広まり、平均☆4つ以上の高評価を獲得している。益田ミリの同名漫画が原作で、クセのある姉・ちはるを黒木華、純朴な弟・順平を杉野遥亮のキャスティングでドラマ化した恋や仕事などにまつわる話題作のあらすじや見どころ、キャストたちを紹介!

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ドラマ『僕の姉ちゃん』あらすじ

姉弟によるユーモラスで率直な本音トーク

ユーモアがあり時に辛辣な姉・白井ちはる(黒木華)と社会人になりたての純朴な弟・白井順平(杉野遥亮)は両親が家を空けている間、つかの間の二人暮らしを実家で送っていた。
家事はそれぞれ自分の分は自分でこなし、ちはると順平は各々のペースで暮らす。お互いに仕事を終えてから帰ると、ちはるはお酒を飲みながら、順平はたいていの場合ご飯を食べながら…恋や仕事など人生にかかわる会話を繰り広げる。姉と弟の関係だからこそできる本音トークの数々。素直に話を聞いてくれる順平をからかいつつも、物事の核心を突くようなちはるの言葉に妙に納得してしまう順平であった。

ドラマ『僕の姉ちゃん』見どころ

何気ない会話で光る姉・ちはるの名言(迷言?)

ちはると順平はすごく仲良しな姉弟でもなければ、仲の悪い姉弟でもない。つかず離れずの程よい距離感のある姉弟だ。お互いに社会人で働きに出ているため、主に会話をするのは帰宅後の夜である。そこで繰り広げられる本音だらけの会話が共感できて面白い!

恋の話では、職場に自分に気がある女がいるという順平の話を聞いたちはる。女の子がふとした時に見せるあくび姿や目をこする姿がかわいいという順平に対してちはるは、「女に無意識などない」と一刀両断! 料理を作ってあげたくない男についての会話では、「育ててもない男にそんなの(母性)あるわけないじゃーん、幻想が好きならオーロラでも見てこいっつうの」と本音をぴしゃり。

思わず「その通り!」と言いたくなるようなちはるの言葉は潔くて見ているこちらがすっきりする。ぽかんとした順平の表情や時折みせるツッコミがクスリと笑える。
…ドラマを見て、大学生時代にバイト先のお姉さんから「男に喜んで料理を作るようになったら色々とおしまいだよ」と言われたのを思い出した。

ドラマ『僕の姉ちゃん』注目のキャストたち

ちはるに負けないクセありキャストが集結!

『僕の姉ちゃん』に登場するのは、「こういう人いる!」と感じられるキャラクターたちばかりだ。
姉のちはるを演じたのは野田マップ出身の黒木華。弟とのシーンでは、嫌味のない自然な会話をさすがの力量で体現している。弟の順平役を務めた杉野遥亮は、黒木によっていい芝居が引き出されている。おっ!と思ったのは、1話の夕食での会話が終わった後の表情がアップになる8分13秒あたり(細かい)のシーン。ニヤリとする表情がまさに弟のソレで、なかなかやるなと思った。

順平が思いを寄せる職場の同期の女・真田美穂子をドラマ「M 愛すべき人がいて」で認知度を上げた久保田紗友が演じる。一見清楚で感じの良い女だが、ちはるが言うように“手に負えない女”感がある。若林拓也は同期で1番人気の吉岡悟を演じた。彼女がいることを公言せずにいろんな女にちょっかいを出す。あー、こういう男いるわあ…。
順平のサバサバ上司・東海林明日美を演じたのは実力派女優の平岩紙。営業の仕事をいちから順平に根気よく教えてくれる。時に厳しいことも言うが、彼女の言っていることはいつも正論だ。

ちはるのデート相手①~③として、渡辺大知、遊屋慎太郎、片桐仁が出演している。片桐仁は、ちはるの職場の人間で海外出張から戻ってきたおしゃべりなおじさん永野晋を演じている。

ドラマ『僕の姉ちゃん』作品情報

『僕の姉ちゃん』

原作:益田ミリ「僕の姉ちゃん」(マガジンハウス『an・an』連載)
監督:吉田善子
出演:黒木華、杉野遥亮、久保田紗友、若林拓也、平岩紙、渡辺大知、遊屋慎太郎、片桐仁 ほか
2022年テレビ東京にて放送予定

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