累計ダウンロード数1,000万を突破する、鯛野ニッケの原作コミックをドラマ化した「体感予報」。爽やかイケメンだけど実はドSな気象予報士・瀬ヶ崎瑞貴と、崖っぷちエロ漫画家・棚田葉の恋愛を描いている。W主演を務めた瀬ヶ崎役の樋口幸平と葉役の増子敦貴が作品への思いを語ってくれた。
注目の若手俳優が共演
「あっちゃんが相手役で本当に良かったです」（樋口）
樋口「スーパー戦隊シリーズの出演であっちゃん（増子）とは面識があって、現場では彼の人柄に救われてたのであっちゃんが相手役で本当に良かったです」
増子「幸平（樋口）はスーパー戦隊シリーズで主人公を務めていただけあってとても頼もしかったです。サッカーを頑張って来て鍛えられたメンタルもすごいな、と思うし。僕にはないところですね」
樋口「役作りとしては気象予報士役を演じるに当たって本物の気象予報士の方に直接お会いしてレクチャーしていただきました。想像していたのとは全然違っていて、命に関わることを発信することもある立場だから独特の間や表情の作り方があって勉強になって良かったです。あと上半身裸になるシーンもあり、この作品の見所のひとつでもあると思ったので、パーソナルジムに行って体作りもしました」
増子「僕は漫画家の役で、僕自身は一日中机に向かってるのは苦手なタイプですけど、漫画家さん特有の悩みやいろいろ感じることがあるんだろうなと思いながら演じていましたね」
それぞれが演じた役に共感
「僕は葉の心配性なところは自分と似てると思います」（増子）
樋口「瀬ヶ崎は人気が高いキャラクターでキラキラしたイケメンなので、僕が演じられるのかという不安もありました。家ではドSという面を自然に演じるのも難しかったです。でも、原作の瀬ヶ崎に負けちゃいけないと思ったし、僕と瀬ヶ崎が融合したキャラを好きになってもらいたいと思いました」
増子「葉は瀬ヶ崎とは真逆っていうぐらい対照的で、それも鯛野先生の狙いかなと思ったので意識して演じました」
樋口「僕は瀬ヶ崎との共通点がありますね」
増子「たくさんありそう（笑）」
樋口「いや、あんないわゆるキザな言葉は言わないけど（笑）。でも、素直になれない部分とか好きな人に対して嫉妬しちゃう部分とか、ああいうのは誰しもあると思うし、そこは僕も共感できます。と言っても瀬ヶ崎は意外と顔にすぐ出るし、言葉でも言ってないように見えて実は言ってるんですよね。そういう矛盾しているような部分がとても自分と似ているように思います。素直に伝えられているような気でいても伝えられていないことは多々あると思うので」
増子「僕は葉の心配性なところは自分と似てると思います。瀬ヶ崎はこう言っていたけど、あれって実はこういう意味だったのかな、そうだったらどうしようってグルグル考えちゃうところとか」
1人の人を思う役を演じる、俳優としてのやりがい
「ラブストーリーは俳優として成長させてくれると思う」（樋口）
樋口「1人の人を思う役を演じるのって楽しいって思いました。これほどどっぷりとしたラブストーリーを演じたことがなかったですが、俳優として成長させてくれると思うんです。１つの思いや役に本気で向き合えば、短期間であったとしても経験値がグッと上がって、自信にも繋がりますし。もっとラブストーリーに挑戦していきたいと思いました」
増子「僕も1人の人にこんなに思いを寄せる役って確かにあまりやってこなくて、だからかと思ったんですが、終わった後にロスがとても大きかったんです。恋愛自体が人を成長させるものだと思うし、こんな大恋愛憧れますね。見る方にも2人の濃密な恋愛を楽しんでもらえると嬉しいです」
Text：牧島史佳 Photo：平野司
KOHEI HIGUCHI
2000年11月30日生まれ。
プロのサッカー選手を目指し上京するも怪我で断念。その後数社の芸能事務所からスカウトされ芸能界に。「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で桃井タロウ／ドンモモタロウ役を演じ、初主演を果たす。10月期よるおびドラマ「Maybe恋が聴こえる」に出演 。
ATSUKI MASHIKO
2000年1月5日生まれ。
男女7人組ダンス&ボーカルグループ、GENICのメンバー。「機界戦隊ゼンカイジャー」でゾックス・ゴールドツイカー／ツーカイザー役を務める。他に「合コンに行ったら女がいなかった話」、ミュージカル「東京ラブストーリー」などに出演。
放送チャンネル：女性チャンネル♪LaLa TV
10月15日（日）スタート 毎週日曜23:30～24:15
（情報は記事公開時点の内容です）
