1993年公開のアニメ映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

10月31日はハロウィン! 2021年のアメリカでは、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』に関するコンサートが開催され、「ビリー・アイリッシュ」がゲスト参加。そんな人気が高い映画をご紹介。

ティム・バートン監督による不思議な世界観のファンタジー映画

主人公のジャック演じる声優はあの音楽家!?

1993年に公開されたミュージカルアニメーション映画。町の人気者でガイコツ頭のジャック・スケリントンが、ハロウィンの準備に嫌気がさしていると思いがけない出来事に出会うファンタジー作品。デジタル映像とストップモーション・アニメーションの技法により、ファンタジー色とホラーな世界観が映し出される。監督は『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など製作・原案・キャラクター設定まで多彩に務めたティム・バートン。楽曲では、『スパイダーマン』などの音楽を手掛けたダニー・エルフマンが担当。なんと、主人公ジャックの歌と声優としても参加している。独特な映像と歌で人々を虜にする彼らの世界に入り込もう。

怖くないホラー×アニメ映画の物語

ハロウィンタウンに暮らす変わった住人たち

細い体と長い脚、骸骨のような男性が主人公のジャック・スケリントン。ハロウィンの住人たちからは、かぼちゃ畑の王「パンプキン・キング」と呼ばれ、明るい紳士で町の人気者。そんな彼には、ペットのゼロがそばにいる。胴体と耳が布のように揺れており、宙を自由に飛び回る不思議でかわいい幽霊犬。ヒロインのサリーは死体から作られた女性の人形。顔が青白く長い赤髪が特徴の彼女は、偶然心を持って生まれた良識人。ジャックに恋している乙女でもある。その他、『クリスマス・タウン』に住むサンタクロースのサンディ・クローズやハロウィンタウンの嫌われ者、ウギー・ブギーなど個性的なキャラクターが登場する。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』あらすじ

ハロウィンの時期に見つけた心温まるクリスマス計画

一度のハロウィンのお祭りを人間界へ送り出す不思議な町、ハロウィン・タウン。カボチャ王と呼ばれている町の人気者“ジャック”は、毎年繰り返されるハロウィンの準備に飽きていた。そんなある日、森の中で奇妙な扉を複数見つけたジャックはそのひとつを開いてみることに。扉の先は、一面の銀世界にピカピカ光るライト、心はずむケーキやツリー、そして優しい人たち暮らす陽気で明るいクリスマス・タウンだった。初めて見た世界に魅せられたジャックは自分流のハロウィン風クリスマスを計画する。

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