スタイリッシュにロビン・フッドの誕生秘話を描く『フッド:ザ・ビギニング』
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おとぎ話に登場する中世イングランドの伝説上の偉人「ロビン・フッド」。
富める者から金銭を奪い、貧しい者へと分配する正義の人として愛された英雄ロビンの物語は、文学作品はもちろん幾度となくドラマ、アニメ、映画と様々に映像化されている。
そしてその<ロビン・フッド伝説>が<現代のスーパーレジェンド>として生まれ変わったのが、本作『フッド:ザ・ビギニング』だ。

ディカプリオ率いるアピアン・ウェイ製作のハイパー・シューティング・アクション

本作『フッド:ザ・ビギニング』を手掛けたのは、レオナルド・ディカプリオ率いる製作会社アピアン・ウェイ。
これまでマーティン・スコセッシ監督作『アビエイター』(2004年)やアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)など、重厚な作品を多数製作しているが、『フッド:ザ・ビギニング』(2018年)はアクロバティックかつスタイリッシュなハイパー・シューティング・アクションだ。
伝説の英雄ロビン・フッドに現代的なアレンジを施し、その誕生秘話を描いている。
製作としてクレジットされているディカプリオは本作に参加を決めた理由として、脚本のオリジナリティやテーマへの新解釈、そしてエネルギッシュであることを挙げている。

あらすじ

ロビンは最強兵士ジョンと共に腐敗した政府に反旗を翻す

イングランドの裕福な領主であるロビン・ロクスリーは、美しい村の娘・マリアンと恋に落ちる。
だが、十字軍に徴兵されたロビンが4年後に帰国すると、領地や財産は全て没収され、恋人や領民は山へと追放されていた。
ロビンは絶望に襲われるも政府の腐敗に気づき、かつては敵だった最強兵士ジョンとたった2人で反旗を翻すことを決意する。
こうして表向きは世渡り上手で傲慢な“領主”として権力の中枢に深く入り込み、裏では頭巾=フッドを被り、夜な夜な政府から奪った金を民衆へと配る“義賊”に。
そんな彼を、民衆はいつしか貧しき者の代弁者<ロビン・フッド>として崇めるようになるのだが…。

タロン・エガートンが脅威の身体能力を発揮

伝説のヒーロー、ロビン・フッドに扮したのは、英国俳優タロン・エガートン。
『キングスマン』(2014年)でも発揮した高い身体能力をさらにブラッシュアップさせ、空中で反転しながら弓を射るなど超絶技巧を披露している。
また、本作ではオスカー俳優ジェイミー・フォックスがロビンの弓の師であり戦友にもなる戦士ジョンを体現しているほか、ロビンと敵対するノッティンガム州長官を『キャプテン・マーベル』(2019年)のベン・メンデルソーン、そしてロビンの恋敵であるウィルを「フィフティ・シェイズ」シリーズのジェイミー・ドーナンが演じるなど、豪華俳優陣が脇を固めているのも見どころ。

放送情報

スターチャンネル1

[字]2021年3月20日(土)21:00~23:15
[字]2021年3月23日(火)14:00~16:15

スターチャンネル3

[吹]2021年3月21日(日)21:00~23:10
[吹]2021年3月25日(木)13:10~15:15

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