「泣けるBL」と評判の高い常倉三矢原作のBLコミックを実写化した『Life 線上の僕ら』ディレクターズカット版。
男の子と男の子が出会って恋に落ち、やがて成長していき人生の壁にぶつかる姿を描く感動のヒューマンラブストーリーだ。
白洲迅、楽駆という若手注目株が共演している本作をご紹介。
あらすじ
下校途中で出会った彼らは自然に恋に落ち…
白線上をはみ出さずに歩くという遊びを下校途中にしていた高校生の晃は同じ遊びをしていた夕希と出会い、いつしか会うのを楽しみにするようになる。
思いを募らせた晃は、ある日限られた時間の別れがもどかしくて思わず夕希にキスしてしまう。
合わせる顔がなくて避ける晃だったが、夕希は晃に会いに来て会いたいという思いを伝えてくる。
やがて彼らは大学へと進学するのだったが…。
大人になってからの苦い現実も見つめて描く
他愛のない遊びで出会ってすんなりと恋に落ちていく2人。
恋することの胸の高鳴りや喜びが伝わって来てキュンと胸が締め付けられる。
しかし、大人になって社会に出るようになると、そればかりではいられなくなる。
ロマンティストな夕希は脚本家となるが、現実的な晃はサラリーマンとしてキャリアを積み、世間の目や家族の目が気になるように。
心のズレが生じてすれ違う彼らが切なくて、違う意味で胸が締め付けられる。
若い時の無邪気な恋愛だけでなく、大人になってからの苦い現実からも目を逸らさない。
タイトルに“Life”とあるように、人生を描いていく。
若手イケメン俳優がそれぞれ好演を見せる
晃を演じるのはドラマシリーズ『僕らは恋がヘタすぎる』などの白洲迅。
生真面目で家族からのプレッシャーにも苦しむ姿は痛々しささえ感じるほど。
夕希には、映画『最初の晩餐』などに出演している楽駆が扮した。
時には傷つきやすく繊細な面も持ちながら、屈託の無い笑顔が印象的な夕希を好演している。