史上最大の詐欺事件！　役者マシュー・マコノヒーが実在した男を怪演

1990年代に金融界を震撼させた鉱山ビジネスを巡る一大スキャンダル、通称“Bre-X事件”を映画化した犯罪サスペンス。『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞に輝いたマシュー・マコノヒーは製作も兼任。はげ頭に人口歯、20キロ増量という渾身の役作りで野心に燃える男を熱演。

なぜ170億ドルの金塊が一晩で消えたのか？

1990年代にアメリカ経済に大混乱をもたらした詐欺事件、通称“Bre-X事件”。『ゴールド／金塊の行方』は、この詐欺事件をベースに、舞台を1980年代に移して展開する。“なぜ170億ドルの金塊が一晩で消えたのか？”という20世紀最大の金脈を巡る謎が、驚愕の展開で描かれる。

今世紀最大の金鉱は世紀の大ウソだった？

ケニー・ウェルス（マシュー・マコノヒー）は、祖父の代から続く採掘会社を受け継いだ経営者。全財産を懸けてインドネシアのジャングルへ向かった彼は、そこで過去最大とされる巨大金脈を掘り当て、一攫千金の夢を成し遂げた。倒産寸前だった彼の会社はＶ字回復。ウォール街の巨大投資銀行から全世界の金山を牛耳る黄金王までが彼の成功を賞賛し、会社の株も急上昇するのだが――。そんな中「170億ドルの金塊が一夜にして消えた」という衝撃のニュースが報じられる。

マシュー・マコノヒーの本気度が半端ない！

主人公のケニー・ウェルス役にマシュー・マコノヒー。『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞®主演男優賞を受賞、アニメ映画『SING／シング』では歌声も披露。本作ではというと衝撃のはげ頭を披露し、体格は20キロ増量と大変身。オスカーを手にするということはここまで入り込んでこそ成せるものなのかと、あらためてマシュー・マコノヒーの偉大さを知る。共演には、怪しげな地質学者役のエドガー・ラミレスほか。