『イエスタデイ(2019)』ビートルズの名曲に彩られたファンタジー・コメディ
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ビートルズの名曲でつむぐ『イエスタデイ(2019)』は、 『トレインスポッティング』(1996年)の ダニー・ボイルと、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズで知られるロマンティックコメディの名手リチャード・カーティスによるファンタジー・コメディ。
エド・シーランのライブ後の会場を使用して撮影されたリアルなライブシーンにも注目だ。

『イエスタデイ』に登場するビートルズの楽曲たち

往年のビートルズの名曲がズラリ

ある日、ビートルズのことを知らない世界に迷い込んでしまった売れないシンガーソングライターの青年が、ビートルズの名曲を代わりに歌って脚光を浴びることで巻き起こるドタバタを描いたファンタジー・コメディ。
タイトルにもなっている楽曲「イエスタデイ」はもちろんのこと、「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」、「レット・イット・ビー」、「ヘルプ!」、「ヘイ・ジュード」、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」ほか、ビートルズの大ヒット曲がズラリと登場する。
劇中では主人公ジャックを演じたヒメーシュ・パテルが、吹替なしに自ら熱唱。 またジャックのマネージャー兼ドライバーのリリーを『ベイビー・ドライバー』(2017年)のエリー・ジェームズ、やり手のエージェントのデブラをコメディエンヌのケイト・マッキノンが演じている。

『イエスタデイ(2019)』のあらすじ

ビートルズが存在しないことを知った青年は、彼らの名曲を拝借することを思いつき…

イギリスの小さな海辺の町で暮らすジャックは、ディスカウントストアでアルバイトをしながら音楽で成功することを夢見ていたが、なかなか才能が認められず限界を感じていた。
そんなある日、世界的な停電が12秒間続き、自転車で帰宅途中だったジャックはバスにひかれてしまう。
退院後、友人たちが快気祝いとしてプレゼントしてくれたギターでビートルズの「イエスタデイ」を歌うと、友人たちは大絶賛。
“ビートルズ”が存在しない世界にいつの間にか迷い込んでしまったことを知ったジャックは、彼らの名曲を拝借することを思いつき…。

エド・シーランのライブ終了後の会場で撮影

作中終盤のライブシーンは合成でつくられた

本作では、ジャックが有名になるきっかけを作ったヘンテコなポップ・スター役をエド・シーランが実名で演じている。
エド・シーランはコールドプレイのボーカリストであるクリス・マーティンほか数人が断ったというこの役柄を演じることを了承しただけでなく、劇中では歌も披露。
さらに本作のために「One Life」を書き下ろし、「Penguin」とともに2曲の楽曲も提供している。
また、本作のクライマックスとなるライブシーンは、撮影当時ツアー中だったエド・シーランのライブ終了後の会場を借りて撮影を敢行。
エド・シーランのライブの観客を切り取り、ジャックの姿と合成したのだという。

放送情報

スターチャンネル1

[字]2021年8月28日(土)21:00~23:15
[字]2021年8月31日(火)14:30~16:45
[字]2021年9月12日(日)15:30~17:45
[字]2021年9月20日(月)24:15~26:30
[字]2021年9月30日(木)19:00~21:15

スターチャンネル3

[吹]2021年8月29日(日)21:00~23:10
[吹]2021年9月2日(木)13:00~15:10
[吹]2021年9月14日(火)19:50~22:00
[吹]2021年9月22日(水)25:30~27:40

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