【映画×モンスター】No.1『エイリアン』原点にして頂点☆

【毎週土曜日更新】映画を彩る多種多様な“モンスター”は、今や星の数ほど存在している(いや、そんないないだろ!)…。そこで、毎週土曜日に筆者の独断と偏見もりもり&図鑑方式で勝手にモンスターたちをご紹介していく。記念すべき第1回は、トップオブザトップの『エイリアン』から♪

【はじめに】モンスター映画の魅力(マニアックすぎぃ)

時に残酷で時にカッコイイ姿を見せつけてくるアイツ等

モンスター映画とひとことで言っても、ひたすらにグロイものから、あれちょっとカッコイイかも? と多種多様に存在している。そんな数ある作品の中から、モンスター映画好きの筆者が毎週土曜日に勝手にピックアップして紹介していく。ここは、そんなマニアックな連載ページになります。はじめに言っておくと得られるものは何もない(笑)ので、暇つぶし程度にご利用くださいませ。それでははじめましょう。

【映画×モンスター】No.1『エイリアン』

筆者を洋画の沼に突き落とした張本人!

今回お話するのは「エイリアン」シリーズから、『エイリアン』にのみ絞ってご紹介(イッキにはもったいなさすぎるので…)。

『エイリアン』に登場する「エイリアン」とは? 
宇宙船ノストロモ号の乗組員がとある惑星で遭遇した生物で、結果的に生き残りはシガニー・ウィーバー演じる航海士のリプリーのみという惨事を引き起こした張本人(筆者を洋画の沼、モンスター映画好きにした張本人でもある!笑)。

エイリアンの特徴・通称ゼノモーフ
全体としては暗い色をしていて、体長は“個体によって”2mまで成長することも。印象的なのは後ろに伸びた後頭部と、口の中に収納されているもう一つの口、そして硬い鎧やアーマーも貫く尻尾。攻撃的な性格も相まってこれらを振り回しているだけでも、かなり危険度の高いモンスターで遭遇した人々はことごとく○○に…。さらに、生半可な攻撃を一切通さない硬い外殻に、身体の中で流れる血液は酸性、防御面も高いという「ぼくのかんがえたさいきょう…」のような性能っぷりで攻守ともに万能。

成長方法
基本的に卵形態のエッグチェンバー、中から生まれるのはさらに卵を対象に産み付けるフェイスハガー。そして不運にもフェイスハガーに襲われて卵を産み付けられた場合、寄生主の身体を突き破って出てくるのがエイリアンの幼体でもあるチェストバスター…。宿主から「ギャー」と巣立ってからは脱皮を繰り返してあっという間に大量殺戮兵器のエイリアンにまで成長していく。

エイリアンの魅力
今まで数々のモンスター映画を見てきたけれど、ぶっちぎりの1位で一番好きなのがこのエイリアン(ゼノモーフ)。何といってもこの圧倒的な無敵感! 一見、無駄に見える生態も裏を知ると実に合理的で、これは強いって確信できるのも良い。というのも、卵→フェイスハガー→チェストバスターと2回卵を経由している意味、それは寄生対象がすでにその地で生活を送っている生命体というところが強い。わざわざ自身を未知の土地にあわせて進化させるのではなく、寄生対象の遺伝子情報を汲み取って自分にかけあわせて誕生→この長ったらしい準備期間をすっ飛ばしてすぐに活動できるようにする。実に無駄のないシステム。ひとつの生命体として完璧なところ、ここが人気の秘訣かと思いますね~(まぁ、ちょっとどこかしらか良い意味でエッチいのもありますしね…この感覚、分かる人いると思う!)。

【最後に】「エイリアン」について長ったらしく語ってきたけれど…?

今回は「エイリアン」シリーズの『エイリアン』に絞ったので、語れなかった部分があってかなり不完全燃焼ぎみ…。
ですが、いかがでしょうか? エイリアン、好きになれましたでしょうか? 少しでもエイリアンに興味を持っていただけたのなら、私は大満足でございます。口調キモ(笑)。
もし、もしもまだ見たことがないやって方は、是非騙されたと思って『エイリアン』を見てみてほしいところ…。モンスター映画として。かなり完成されているので、心からおすすめします!

ちなみに次回は色々な方たちにトラウマを残した『遊星からの物体X』についてピックアップできればと思います。それでは。

【図鑑No.1】『エイリアン』

『エイリアン』

監督:リドリー・スコット
出演:シガニー・ウィーバー、トム・スケリット、ベロニカ・カートライト、ジョン・ハート ほか

シリーズ作品:『エイリアン2』『エイリアン3』『エイリアン4』『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』…

どこで見れる?:筆者が把握している中では「ディズニー+」ではシリーズ全作見れます(2022年10月現在)。あとはレンタルだけかも…?

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