歴代最速で興行収入が100億円を突破するなど、次々と記録を打ち立ててとどまることを知らずに快進撃を続ける『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。
単なるアニメ映画の一作品というだけでなく、社会現象にまで発展している本作を見ないのはもったない!
せっかくなのだから劇場の大きいスクリーンで堪能してはいかがだろう。
原作は累計発行部数は1億部を突破して大ヒット
原作は吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)により「週刊少年ジャンプ」に2020年5月まで連載されていたコミック。
大正時代を舞台にした和風ファンタジーアクションだ。
TVアニメシリーズ化されて人気爆発となり、これまでに単行本の累計発行部数は1億部を突破している。
この基本ストーリーを押さえておけばOK!
劇場版はTVアニメシリーズの最終話から続く続編となっており、TVアニメシリーズも面白いので押さえておいた方がもちろんいい。
しかし、今からTVアニメシリーズを履修するのは大変という方が劇場版をいきなり見ても、おそらく楽しめると思うのでぜひチャレンジしてほしい。
主人公は家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎。
家族で唯一残ったものの、鬼と化した妹の禰豆子を人間に戻すため、鬼を討伐する鬼殺隊に入隊して仲間たちとともに闘いに身を投じて行く。
鬼殺隊には“柱”と呼ばれる格上の剣士がおり、炭治郎は炎柱である煉獄杏寿郎とともに鬼がいると思われる無限列車に乗り込む任務に就く。
以上のことがわかっていればOK!
この任務の闘いが劇場版で描かれているのだ。
ちなみに煉獄杏寿郎はTVアニメシリーズの終盤に登場したキャラで、炭治郎との関係性という意味でも劇場版から見て問題ない。
アクションに興奮!ドラマチック展開に涙!
劇場版でまず驚かされるのは映像のクオリティ。
息を飲むほど美麗な映像がスクリーンいっぱいに広がって惚れ惚れするほどだ。
それほどの映像で描かれる闘いは壮絶!
『鬼滅の刃』はやはりアクションが見どころのひとつで、技の名前を呼びながら繰り出す剣術はカッコよくて興奮ものだ。
さらに、ネタバレは避けておくが今回登場する鬼は肉体だけでなく精神的なダメージも食らわすために、緩急をつけた闘いが繰り広げられる。
非常にピュアで家族思いな炭治郎を思うと、胸が締め付けられるシーンも。
柱である煉獄杏寿郎もピュアで快活な人柄でリーダーシップもあって頼もしい人物だが、家族の問題も抱えている。
『鬼滅の刃』はアクションだけでなくとてもドラマチックでその見せ方が上手い。
筆者はボロ泣きしてしまったぐらいだから、涙脆い方はハンカチ必携で臨むことをオススメする。
配給:東宝・アニプレックス
全国の劇場にて公開中
<あらすじ>
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。
そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。
禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く《無限列車》の中で鬼に立ち向かうのだった…。
(情報は記事公開時点の内容です)