平凡な一韓国女性の悩みと葛藤を描き、韓国でベストセラーとなった小説を映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』。日本女性の胸にも刺さると話題になった本作を、あらすじやキャスト情報を交えながら紹介する。
韓国映画『82年生まれ、キム・ジヨン』あらすじ
生きづらさを感じる現代女性なら共感必至の家族ドラマ!
結婚・出産を機に仕事を辞めたキム・ジヨンは、育児や家事と忙しい毎日を過ごしていた。
しかし、公園で一休みしようとすると“お気楽な主婦”と陰口を叩かれ、義実家では嫁としての仕事に追われるうちに、閉塞感で押しつぶされる感覚に陥った彼女は、まるで別人が乗り移ったかのような言動をとるようになる。
そんな折、夫であるデヒョンとともに義実家の正月の集まりに行ったジヨンにまたもや異変が。
妻のことを心配したデヒョンは密かに1人で病院に相談にいくが、本人を連れてくるよう言われてしまい…。
韓国映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の見どころ
韓国のベストセラー小説を映画化
2019年に韓国で製作され、日本では2020年に公開された映画『82年生まれ、キム・ジヨン』は、日本でも話題となったチョ・ナムジュによる韓国のベストセラー小説を原作とするヒューマンドラマ。
これまで短編映画を手掛けてきたキム・ドヨン監督の長編デビュー作となる。
1人の女性である前に家族の中で妻や母としての役割を果たすことを求められ、偏見や不寛容によって閉じ込められた感覚に陥った主人公キム・ジヨンは精神を病んでいく。
しかし様々な困難を乗り越え、悩みながらも自らの道を選び取っていこうとする彼女の力強い姿に勇気づけられることだろう。
韓国映画界を代表する実力派俳優が出演
仕事で認められていながらも家庭に入ったことで思い悩むことになる主人公キム・ジヨンに扮するのは、『ソニはご機嫌ななめ』のチョン・ユミ。
そして、不調に陥った妻に寄り添うデヒョンを、『SEOBOK ソボク』『イカゲーム』で話題の実力派俳優コン・ユが演じている。
チョンとコンの2人は、韓国の聴覚障がい者学校で起きた実在の性的虐待事件をモチーフとした『トガニ 幼き瞳の告発』、世界を震撼させたサバイバル・パニックホラー『新感染 ファイナル・エクスプレス』に続いて、本作が3度目のタッグとなる。
本作『82年生まれ、キム・ジヨン』で初の夫婦役を務めたチョン・ユミとコン・ユの息の合った演技にも注目して欲しい。
放送情報
[字]2021年12月13日(月)24:00~26:15
[字]2021年12月19日(日)12:15~14:30
[字]2021年12月28日(火)10:45~13:00
[字]2022年1月5日(水)6:45~9:00
[字]2022年1月20日(木)25:30~27:45
[字]2022年1月28日(金)20:45~23:00
[吹]2021年12月16日(木)25:10~27:20
[吹]2021年12月26日(日)22:50~25:00
[吹]2021年12月31日(金)18:50~21:00
[吹]2021年1月8日(土)16:50~19:00
[吹]2021年1月16日(日)25:30~27:40
[吹]2021年1月26日(水)15:00~17:10