愛する人を持つすべての人へ贈る感動作 『人魚の眠る家』

東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれ、その衝撃的な内容に話題沸騰となった禁断のベストセラー小説を篠原涼子と西島秀俊ほか豪華キャストで映画化。

娘がプールで溺れた―― 。

離婚寸前の夫婦のもとに、ある日突然、届いた知らせ。愛するわが子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。

突然の事故。眠り続ける娘。
この愛の結末に涙が止まらない――。

自分の愛する存在が健やかに眠っているようにしか見えないのに、もう命はありませんと宣告されたらどう感じるのか。“脳死”は人の死である、という重いテーマを軸に、受け入れがたい現実に直面した夫婦の葛藤を描く本作。正解のない選択を迫られた夫婦の想いの深さに涙腺が崩壊すること必至。そして、彼らが導き出す結末とは――。

堤幸彦が集大成として挑んだ意欲作。
篠原涼子×西島秀俊が初共演!

『TRICK』『明日の記憶』など、ヒットメーカーとして知られる堤幸彦が自らの集大成として挑んだ意欲作。すべてを投げうってわが子を守り抜こうとする母・薫子役を篠原涼子、世界でも前例のない技術で娘を回復させようとする父親を西島秀俊が演じる。娘に奇跡が起きるかもしれないという期待から、その愛の強さゆえに狂気をはらんでいく様を篠原涼子が見事に演じ、第43回報知映画賞主演女優賞ほか、多くの映画賞を受賞した。

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