アメリカでは公開から3日間の興行収入が約3165万ドルとなり、ロケットスタートを切った『スペース・プレイヤーズ』。これはなんと『ゴジラvsコング』の記録を上回る人気ぶりである!
バスケ界のキング、レブロン・ジェームズ製作・主演の本作は、25年前に公開されたバスケの神様であるマイケル・ジョーダンの『スペース・ジャム』へのリスペクトにあふれ、レガシーを明確に引き継いだ注目作品だ。
レブロン・ジェームズが抱く『スペース・ジャム』への特別な思い
eスポーツ、バーチャル空間…現代を反映した『スペース・プレイヤーズ』
マイケル・ジョーダンに憧れてバスケをはじめ、幼いころに『スペース・ジャム』を観て衝撃を受けたというレブロン・ジェームズ。憧れであるマイケル・ジョーダンが出演している『スペース・ジャム』は、レブロンにとって運命の一作だという。
“バスケ界のキング”であるレブロンは、「『スペース・プレイヤーズ』に参加できて光栄だよ。この世界を子供たちに紹介し、ルーニー・テューンズのおもしろさや、バスケットボールというスポーツの素晴らしさを再認識してもらいたいんだ。」と語る。
本作は、レブロンの紹介映像からはじまり、幼少期、トップ選手になった現在へと、冒頭こそ『スペース・ジャム』と同じ構成で話が進んで行くが、その先の展開は異なる。
随所に『スペース・ジャム』のオマージュが散りばめられており、リスペクトを感じさせつつも、スマホやインターネット、eスポーツなど時代に合わせた演出で観客を飽きさせないところが本作のみどころだ。
レブロン・ジェームズ
NBAで4度のリーグ優勝を果たすなど、“バスケ界のキング”として活躍している。キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、またキャバリアーズを経て現在はレイカーズに所属。移籍先のチームをプレイオフファイナルに導くレジェンド。
最恐の超人プレイヤーは現役の超一流選手たち
敵役は名優ドン・チードル
“テューンスクワッド”と敵対するのは、息子のドムが率いる“グーンスクワッド(最恐の殺し屋集団)”だ。
本作でグーンスクワッドの超人プレイヤーたちを演じたのは、レブロンのチームメイトであるアンソニー・デイビスのほか、ダイアナ・トーラジ、クレイ・トンプソン、ネカ・オグウマイク、デイミアン・リラードら、超一流のトップ選手たちである。現実の選手たちがバーチャルのゲーム世界でどんな活躍を見せるか、ぜひ劇場で楽しんでほしい。
そして、敵役のアル・G・リズムを演じたのは、名優のドン・チードル。さすがの演技力で作品に厚みを持たせる。豊かな表情と、スパコンのアルゴリズムという人間ではない特殊な役柄にも注目だ。
また、シークレットゲストとしてまさかのあの人も出演…⁉
最大のみどころ“バスケ対決”はなんでもあり⁉
観客にはワーナー・ブラザースの人気キャラがたくさん
なんといっても最大のみどころは、バーチャル空間で開催されるバスケ対決! 3D化したルーニー・テューンズのキャラクターたちが“ルーニー(おバカ)”なプレーでバスケを楽しむ姿に思わず笑ってしまうだろう。テンポよく進む展開が爽快だ。
また、観客たちのなかにはワーナー・ブラザースの人気キャラクターたちがたくさん紛れ込んでいる。選手たちのプレーだけでなく、ワーナー・ブラザースのキャラクター探しも面白い。本作を見返してキャラクター探しを楽しむのもいいだろう。
『スペース・プレイヤーズ』のあらすじ
バスケ界のスーパースター、レブロン・ジェームズと息子のドム。ある日、映画会社のAIスーパーサーバー“ワーナー3000”に吸い込まれてしまった2人。そこはキングコング、バットマンやジョーカー、『マッドマックス』や『マトリックス』に登場するキャラクター達が住む“バーチャル・ワールド”だった――。
その世界の支配を目論む男、アル・G・リズムは、システムに迷い込んだ息子のドムを誘惑し、父親レブロンと試合で戦うよう仕向ける。息子を助けるにはアル・G・リズムが揃えドムが作り出したゲームキャラクターのグーンスクワッド【最強の殺し屋軍団】に勝たなくてはいけない。
負ければ二度と元の世界には戻れなくなってしまう極限のゲーム…! 映画の最強キャラクターを仲間にして、究極のe-スポーツバトルに挑め!
公開日:8月27日(金)字幕/吹替同時公開
配給 :ワーナー・ブラザース映画