マット・デイモンが主演し、全世界で大ヒットしたボーン・シリーズ。今回は、全5作品の中で順番としては最新作となる映画『ジェイソン・ボーン』を、前作までの人間関係やあらすじを踏まえつつ紹介します。
記憶喪失になってしまったスパイを描く『ボーン・アイデンティティー』
ボーン・シリーズこれまでの作品まとめ
時系列はほぼ公開の順番通り。それぞれの監督と登場人物は?
ボーン・シリーズは、『ボーン・アイデンティティー』(2002年)、『ボーン・スプレマシー』(2004年)、『ボーン・アルティメイタム』(2007年)、『ボーン・レガシー』 (2012年)、本作『ジェイソン・ボーン』(2016年)の5作品が公開されています。
うち第1作目をダグ・リーマン、第4作目をトニー・ギルロイ、残る第2・3・5作目をポール・グリーングラスが監督を務めました。
『ボーン・レガシー』 を除く4作品の主人公であるジェイソン・ボーンは、CIAの極秘計画「トレッドストーン」で特殊訓練を受けたトップエージェントでしたが、記憶を失ったことで秘密漏洩を恐れたCIAから命を狙われることに。
スピンオフとなる『ボーン・レガシー』 は、トレッドストーン作戦とは異なる作戦で生み出された超人的スパイであるアーロン・クロス(ジェレミー・レナー)の生死をかけた攻防戦に焦点が当てられています。
映画『ジェイソン・ボーン』あらすじ
ドキュメンタリータッチのスパイアクション映画
記憶を取り戻したジェイソン・ボーンが姿を消してから数年が経っていた。
しかし、元同僚であるニッキーがギリシャで潜伏中のボーンに接触し、ハッキングによって知ったCIAの極秘プログラムの始動と、彼にまつわるトレッドストーン計画をめぐる重要な情報を告げる。
事態を重く見たCIA長官のロバート・デューイはボーンとニッキーを始末するための暗殺者を派遣。
一方、野心的なCIAエージェントのヘザー・リーは、ボーンを再び組織に取り込もうと画策する。
マット・デイモンがボーン役で復帰!
その他の登場人物にも豪華キャストが集結
アメリカ人作家のロバート・ラドラムの小説を実写化映画したボーン・シリーズ、その5作目となるのが映画『ジェイソン・ボーン』。
『スポットライト 世紀のスクープ』(2015年)のトム・マッカーシー監督による『スティルウォーター』(2022年1月14日公開)が控えるマット・デイモンがシリーズに復帰し、再登板となったポール・グリーングラス監督のメガホンのもと、再びボーンを演じています。
また、CIA長官デューイを「メン・イン・ブラック」シリーズのトミー・リー・ジョーンズ、CIAエージェントのリーに『リリーのすべて』(2015年)のオスカー女優アリシア・ヴィキャンデルが扮しました。
作品情報
原題:Jason Bourne
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ポール・グリーングラス、クリストファー・ラウズ
出演:マット・デイモン、アリシア・ヴィキャンデル、トミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセル、ジュリア・スタイルズ、アトー・エッサンドー、スコット・シェパード、リズ・アーメッド、ビル・キャンプ、ビツェンツ・キーファー、スティーブン・クンケン ほか
製作国:アメリカ
製作年:2016年
上映時間:125分
放送情報
[字]2022年1月20日(木)18:45~21:00
[字]2022年1月30日(日)29:00~31:15
[吹]2022年1月16日(日)10:20~12:40
[吹]2022年1月25日(火)19:50~22:00
[吹]2022年1月28日(金)13:10~15:20
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