口コミでヒット中のアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』

動員数20万人を突破し、口コミで評判が広がっている『羅小黒戦記(ろしゃおへいせんき) ぼくが選ぶ未来』。
中国の2Dアニメで、2019年9月に字幕版が公開されて約1年間も異例のロングランヒットを飛ばし、2020年11月には規模を拡大して日本語吹替版が公開された。
その内容の良さとクオリティの高さでいまなおファンを増やし続けているアドベンチャー・アクションだ。

あらすじ

黒猫の妖精・シャオヘイの冒険が始まる…!

人間たちにより森が開発され、黒猫の妖精のシャオヘイは居場所を失ってしまう。
妖精のフーシーはシャオヘイに手を差し伸べ、住処である人里から遠く離れた島へと案内して居場所を提供する。
喜ぶシャオヘイだったが、その島に人間でありながら最強の執行人であるムゲンが現れて戦いが巻き起こる。
シャオヘイはムゲンに捕まってしまい、人と共存する妖精たちが暮らす会館を目指すことになり…。

まるで日本アニメのようなクオリティの中国アニメ

何がどう良いかというと、純粋にとても面白くて日本のアニメのような出来栄えなのだ。
“日本のアニメのよう”が褒め言葉のなるのかはわからないが、少なくとも高水準の日本のアニメに慣れ親しんできた人が見ても、違和感なくグッと作品に引き込まれることは間違いない。
どのくらいすごい作品なのか不安がある方は日本語吹き替え版の声優陣を見てもらえば一目瞭然だろう。
キャストは花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏、斉藤壮馬、松岡禎丞、杉田智和、豊崎愛生、水瀬いのり、大塚芳忠などなど、錚々たる大人気声優たちが揃い踏みとなっている。

スピード感ある迫力のバトルシーンが快感

キャラクターも申し分なく、主人公の黒猫の妖精であるシャオヘイはとってもとってもかわいいし、彼と行動をともにするムゲンはクールで強くてめちゃくちゃカッコいいが、おちゃめなところもあるのがいい。
シャオヘイが冒険の旅を通して成長する姿が描かれ、ベースとして語られる自然と人間の共存というテーマは深くて考えさせられる。
そして、バトルシーンはスピード感があってスタイリッシュなため、見ていてすごく気持ちいいのだ。

(情報は記事公開時のものです)

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