幅広い世代から絶大な支持を集め、今や時代を代表するアーティストのひとりとなった女性シンガーソングライター、あいみょん。先日、代表曲「マリーゴールド」がストリーミング累計3億回再生を突破するなど、その勢いはとどまるところを知りません。そんな彼女がこれまでに主題歌を手がけた映画作品を紹介します。
『恋愛奇譚集』
(主題歌:「漂白」)
福島県天栄村を舞台に、台湾からの留学生ユーウェン(ヤオ・アイニン)が少女の幽霊ユリ(福田麻由子)と出会い、人を愛することの意味を学ぶ青春ロマンス。主題歌「漂白」は、あいみょんが初めて映画主題歌として書き下ろした楽曲で、主人公・ユーウェンをイメージして作られたそうです。
『あした世界が終わるとしても』
(主題歌:「あした世界が終わるとしても」)
相反するふたつの日本を舞台に、最新のアニメーション技術を駆使した“スマートCGアニメーション”によって繊細かつリアルに描かれたオリジナル長編アニメ映画。高校3年生の真と、彼の幼なじみ・琴莉の前に突然、もうひとつの日本からもうひとりの“僕”が現れ…。
挿入歌「ら、のはなし」もあいみょんが担当しています。
『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』
(主題歌:「ハルノヒ」)
劇場版「クレヨンしんちゃん」シリーズ第27作。結婚当時、新婚旅行に行っていなかったひろしとみさえは、しんのすけたちと一緒にハネムーンとしてオーストラリアへ。到着早々、謎の仮面族にさらわれたひろしは“お宝のカギ”となってしまい…。
「クレヨンしんちゃん」の大ファンを公言するあいみょん。なんと本作には、キャラクターとしてもあいみょんが登場!
『空の青さを知る人よ』
(主題歌:「空の青さを知る人よ」「葵」)
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』を手がけた監督・長井龍雪が贈るオリジナル長編アニメ映画。埼玉県・秩父を舞台に、切なくてちょっと不思議な“二度目の初恋”物語を描く。
劇中主題歌、エンディング主題歌ともにあいみょんが書き下ろしています。
さいごに
情景を丁寧に切り取った、人間味あふれる歌詞もあいみょんの大きな魅力のひとつ。彼女が物語に寄り添いながら書き下ろした楽曲が、どのようにそれぞれの作品を彩っているのか? そんな目線で映画を楽しんでみるのもオススメです!