真田ナオキ
デビュー10周年でますます絶好調!
ハスキーな“ノックアウトボイス”の魅力

「2025年は“感謝を伝える1年”感謝を伝えたい人たちがさらに増えました」
師匠である吉幾三が作るご機嫌な楽曲をその“ノックアウトボイス”で歌い上げる真田は、今年は新曲のリリースだけでなく、初の写真集を刊行
するなどますますの快進撃を続けている。10月に開催されたコンサートのテレビ初独占放送や、ビデオクリップ集を放送するなど、彼の魅力をたっぷりと楽しめる。さらに「宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星」に初のメインゲストで出演。コンサートの成功から間もなく、番組の収録に臨んだ真田を直撃してこの1年の感想を伺った。
「やば、これはすごいことになったぞ…!」

僕にとってとても大事なタイミングでこのような特集をしていただいて、本当にありがたいです。歌だけじゃなくて、じっくりと長いトークをさせていただく機会には慣れていなかったので、番組の収録は本当に緊張しました。今朝、家を出る前にシャワーを浴びている最中、急にこの喜びと実感がこみ上げてきまして、「やば、これはすごいことになったぞ…!」と。遅いですよね(笑)。僕のことをすでにご存じの方はもちろん、これまで演歌にご縁がなかった方にも楽しんでいただける特集になっていると思います。
秋に浅草でコンサートをやるのが毎年恒例になっているのですが、ここ数年はASA-CHANG&ラッキーセブン(「ASA-CHANG&巡礼」などのユニットで知られるミュージシャンが率いる大所帯バンド)に演奏していただいています。最初の頃は生バンドと歌うということが初めてだったので、「音楽性が違うとここまで歌いづらいのか!」と思っていたんですが、それでもやっていくうちにだんだんとお互いのグルーヴが感じられるようになってきて、「面白い!」「すごい!」と思える瞬間が出てきた。そういう感動や楽しさが、今回のコンサートの映像でも随所で感じていただけると思います。
「応援、よろしくお願いいたします!」
2025年は自分の周年であると同時に「感謝を伝える1年」でした。この1年で活動の範囲や手ごたえがどんどん大きくなって、感謝を伝えたい人たちがさらに増えていって、もっとがんばらなければと気持ちを新たにしました。僕自身としては「演歌歌手=いい子の優等生」みたいなイメージを壊したいんです。僕みたいにちょっと悪そうな子もいますので、今回の特集で演歌や歌謡曲の違う一面を感じて、そして真田ナオキに興味を持っていただけたらうれしいです。応援、よろしくお願いいたします!

NAOKI SANADA
1989年生まれ。吉幾三に師事し、2016年にシングル「れい子」で歌手デビュー。「恵比寿」で第62回日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。その後、「渋谷で…どう?」「酔えねぇよ!」「246」など、キャッチーな楽曲で人気を博す。最新シングル「一匹狼のブルーズ」、写真集『One Night Stand』が発売中。そのほか、グリーンチャンネル『プレイバック競馬クラブ3』のMCなど、多方面にわたって活躍の場を広げている。
歌謡ポップスチャンネル 12月28日 後1.00~2.45
10月に開催した「真田ナオキ “2025 浅草秋の奏で”」をテレビ初独占放送。今回の公演では、オリジナル曲・カバー曲の歌唱ラインナップに加え、ピアノ弾き語りによる歌唱も特別演出でお届け。さらに昨年開催の「真田ナオキ 2024浅草秋の宴」(20日)も。また、代表曲から最新曲までのミュージックビデオが楽しめる「真田ナオキ特集 ベストヒット演歌」(12日)も放送。
Photo:尾崎篤志/Text:真鍋新一




