世界中でカルト的な人気を誇る士郎正宗の傑作コミック『攻殻機動隊』。
押井守監督によって映画化されたSFアニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』も世界的にも知られている。
そんな人気作をハリウッドで実写映画化したのが『ゴースト・イン・ザ・シェル』だ。
壮大なサイバー空間を舞台に描くSFアクションに仕上がっている。
あらすじ
義体化した捜査官の少佐は電脳世界へと…
近未来、電脳ネットワークが発達し、義体と呼ばれる機械の身体を人々が手に入れ始めていた。
脳以外のすべてを義体化した捜査官の少佐は、公安9課を率いてサイバー犯罪を取り締まっていた。
ある日、捜査中に襲ってきたロボットを退けた少佐は、首謀者らしき人物から、義体化を進めるハンカ社への復讐を思わせる言葉を聞く。
少佐はロボットの電脳世界にダイブし、凄腕ハッカー・クゼの存在を突き止めるのだが…。
見どころ
主人公を演じるのはスカーレット・ヨハンソン
シリーズの主人公・草薙素子に相当する少佐役に扮するのは、『アベンジャーズ』シリーズなどアクション映画でも活躍するスカーレット・ヨハンソン。
原作コミックや劇場アニメ、そのほか関連作では時代設定などが違ったり、それぞれ微妙に設定の違うシリーズではあるが、このハリウッド版の草薙素子はシリーズの他の作品とイメージが異なるということでファンの間では物議を醸した。
荒巻大輔役はビートたけしが演じている
少佐の上司である荒巻大輔役は世界的に活躍するビートたけしが演じている。
彼とスカーレット・ヨハンソンとのやり取りは見ものだ。
他の共演には、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のマイケル・ピット、『イングリッシュ・ペイシェント』のジュリエット・ビノシュら。
また、日本語吹き替え版キャストに、劇場アニメ版『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』で各キャラクターを演じた田中敦子、大塚明夫、山寺宏一らが起用されている。
配信情報
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、現在U-NEXTほか配信サービスにて配信中。
世界中で人気を誇る『攻殻機動隊』シリーズに触れたことがないという方は、作品に触れるきっかけとしてこの機会に鑑賞してみてはいかがだろうか。