“殺される誕生日”のタイムループ地獄が再び!『ハッピー・デス・デイ 2U』
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『透明人間』(2020年)『ゲット・アウト』(2017年)など新感覚ホラーを多数手がけ、ハリウッドが今最も注目するスタジオの1つである「ブラムハウス・プロダクション」。
本作『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019年)は、全世界興行収入135億円突破の大ヒットとなった『ハッピー・デス・デイ』(2017年)の続編となる、タイムループ・ホラーだ。
前作の設定にさらにひねりを加え、1作目では分かっていなかった事実も明らかになる。 ということで今回は1作目を軽くおさらいしつつ、2作目についてご紹介しよう。

1作目のおさらい

主人公の女子大生・ツリーは、突然“殺される誕生日”を繰り返し…。

本シリーズの主人公となるのは、美人だけれど自己中心的で高飛車な女子大生のツリー。
彼女は誕生日である9月18日(月)の朝、同じ大学の男子寮で暮らす見知らぬ男・カーターのベッドの上で目覚める。
泥酔した彼女を“お持ち帰り”したカーターを邪険に扱い女子寮の自室に戻ったツリーは、ルームメイトがプレゼントしてくれたケーキに見向きもしない。
加えて誕生日を祝ってくれる父親とのランチをブッチしたり、大学教授と不倫していたりと、なかなかのビッチぶりを見せる。
実は後にツリーは最愛の母を亡くし、心に傷を抱えていることが分かるのだが、そんな彼女がパーティに向かう途中、ベビー・マスクをかぶった何者かに殺されてしまう。
そして、“誕生日の朝~夜に死亡”を何度も繰り返したツリーは、彼女のトラブルを解決しようと親身なってくれるカーターと共に、殺人鬼の正体を暴くことを決意するのだった。

第1作目の紹介記事はコチラから!

続編はタイムループに加えてパラレルワールドも!

続編は、カーターのルームメイト・ライアンが突然タイムループに陥ってしまうところからスタートする。
1作目では完全なるサブキャラだったライアン。
初期の段階でループ現象はライアンからツリーへとあっさり移ってしまうのだが、本作ではライアンが仲間と共にとある研究をしていることが発覚し、ループ現象の解決に大いに関わってくるという重要な役どころとなる。
また、本シリーズはホラー+SF+恋愛+成長など様々な要素が盛り込まれた新感覚ホラーとなっているが、続編ではパラレルワールドも加わり、さらに展開は複雑かつ感動的に。
物語を丸ごと楽しむためにも、1作目から観ることをぜひともオススメしたい。

あらすじ

殺されたはずが再び車の中で目覚め…

9月19日(火)の朝、車の中で目覚めたライアンは、男性寮の自室でいちゃつくカーターとツリーに邪魔者扱いされ研究室へと向かう。
理工学部のライアンは、仲間と共に卒論プロジェクトで“シシー”と呼ばれる装置を開発したが、大学を何度も停電させたことに怒った学部長によって実験の中止を申し渡される。
そうこうしているうちにライアンはベビー・マスクを被った不審者によって殺されてしまうが、次の瞬間再び車の中で目覚め、部屋にいるカーターとツリーに以前と同じことが起きていることを告げる。
すぐに状況を察知した2人は、ライアンが襲われた場所へと向かうが、ベビー・マスクの意外な正体に驚いたライアンが装置を作動させたことで、ツリーはまた9月18日(月)誕生日の朝を繰り返す無限ループに突入してしまうのだった。

放送情報

スターチャンネル1

[字]2021年4月2日(金)23:00~25:00
[字]2021年4月13日(火)8:20~10:15
[字]2021年4月24日(土)24:45~26:45

スターチャンネル3

[吹]2021年4月9日(金)23:15~25:00
[吹]2021年4月21日(水)27:30~29:30

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