パク・ボゴム&ソン・ヘギョW主演の韓国ドラマ『ボーイフレンド』(全16話)のあらすじや魅力を紹介(ネタバレあり)! キューバで運命的に出会った2人は韓国で会社の代表と新入社員として再会を果たす。困難を乗り越えて結ばれていく最高に胸キュンなラブロマンス作品!
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韓国ドラマ『ボーイフレンド』あらすじ
キューバで運命的に出会った2人のラブストーリー
有名政治家の父チャ・ジョンヒョン(ムン・ソングン)の娘で、有名企業トンファホテルの代表を務めるチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)は、ホテルの事業でキューバに進出することになり、秘書で友人のチャン・ミジン(クァク・ソニョン)と一緒に現地を訪れた。しかし、よそ見運転をしていたタクシー運転手が事故を起こしてしまい、就職前にキューバを旅していた青年キム・ジニョク(パク・ボゴム)の大切なカメラに傷をつけてしまう。その後、有名な夕日スポットを訪れたスヒョンは夕日を見ながら眠ってしまい、高い塀から落ちそうになるところを、たまたま通りかかったジニョクに助けられる。そして2人はつかの間のロマンチックな時間を過ごしたのだった。
韓国へ戻った後、トンファホテルの入社式で2人は思いがけず再会することに。キューバで運命的に出会い、韓国でも引き寄せられるように再会したスヒョンとジニョクは惹かれ合うが、回りからの圧力や立場の違いが2人の恋を阻んでいく。果たして2人は幸せを手に入れることができるのか?
11話以降はラブラブモード全開!
周りの目を盗んで社内恋愛を楽しむ2人
キューバで出会い、少しの時間を置いて韓国で再会を果たしたスヒョンとジニョク。まさに運命的に出会った2人だが、会社の代表と新入社員という立場の違いから周囲は2人の関係に反対していた。スヒョンの父ジョンヒョンは大物政治家なのだが、ジョンヒョンが政治家として成功したのは、テギョングループの会長キム・ファジン(チャ・ファヨン)の協力があってこそ。ファジンの息子でスヒョンの元夫のチョン・ウソク(チャン・スンジョ)がスヒョンを想い続けていることもあり、2人の恋路は阻まれてしまう。
はじめは今までの経験から難しい恋愛だと感じていていたスヒョン。ジニョクと距離を置こうと試みた時期もあったが結局はジニョクの元へ戻ってしまう。一方のジニョクは相手が代表だけあって気を遣っていたが、早々にスヒョンにぞっこん態勢へ。
ラーメンデート中の様子をスクープされたスヒョンとジニョクは、SNSなどを通じてプライバシーを侵害されて根も葉もない噂や中傷を浴びてしまう。そんな中、第4話の終わりには、ジニョクはラーメンデートの相手は自分だと大勢の会社員がいるロビーで大々的に告白、6話ではスヒョンが会見の場でジニョクとは“友達以上恋人未満”だと発言、その後一時は地方に飛ばされたジニョクだったが、11話で本社に帰還する。
本社に戻ってきた11話以降は、スヒョンとジニョクのラブラブモードが一気に解放される。業務中に隠れてイチャつき、退社後はデート三昧。分刻みでスケジュールが組まれている代表なのによく業務中に会う時間があるな…。退社後にめちゃめちゃデートする時間があるとは、どんだけホワイトな企業なんだ…。といろいろ思うところはあるが(笑)それは置いておくのが賢い観かただ。
おすすめの胸キュンシーンは、第6話でスヒョンがジニョクにプレゼントしたネクタイを結んであげるシーン。シッパーが付いたネクタイしか使ったことがないジニョクは、スヒョンにネクタイを結んでもらうのだが、2人の距離の近さとジニョクの表情に思わずニヤついてしまう…!
お気に入りのキャラクター紹介
詩的センスが皆無のチョン・ウソク
スヒョンの気を引くためにプレゼント作戦を度々実行するがどれも失敗してしまうウソク。決まってプレゼントと一緒に一言メッセージを添えるのだが、センスがまったくない! 詩的センスのあるジニョクと対照的な印象を与えているが、すかした雰囲気のウソクが真顔でメッセージを考えている様子は愛おしくも感じてくる。
かつては政略結婚だったとは言え夫婦だったウソクとスヒョン。ウソクはスヒョンに一目で惚れるが、姑問題や両家の関係性の間で苦しむスヒョンを見て、離婚をしてスヒョンを自由にすることが彼女ためだと思ったウソクは、浮気をしたと嘘をついて離婚を迫ったのだった。
その結果スヒョンはゴシップの恰好の的になってしまい余計に苦しい立場になってしまう。完全にウソクに対して心を閉ざしたスヒョンはプレゼント攻撃もガン無視。秘書のミジンに送り返すようお願いすることもあった。
哀れなウソクであったが、最終話近くになってようやく離婚を迫った理由と彼の想いがスヒョンに伝わり、2人は和解することに。しかしすでにジニョクと幸せMAXなスヒョンからは、自分の人生を生きてと諭されるのだった。
想いは実らなかったがスヒョンと和解できてよかったな、ウソク! 新しく想い人ができた時には変にメッセージを付けずプレゼントだけ送ってくれることを願う。
非現実的な展開がラブストーリーを盛り上げる!
ジニョクさん超能力者説
フィクション作品なので、やはり現実的には無理のある展開はもちろんある。だが、それを気にかけていては『ボーイフレンド』を十分に楽しむことはできない! おや?と思うシーンはジニョクが超能力者である可能性が考えられる(ということにしよう)。キューバで運命的に出会って、韓国で再会を果たすのだからそれくらいの能力があっても不思議ではない。
キューバで出会った2人は別れ際に翌朝朝食を一緒に食べる約束をするが、仕事があったスヒョンは約束を果たすことができず、そのまま空港へ向かうのだった。しかし、空港の登場手続きの列で2人は再会する。帰りの便が同じだということだ…。同じ便はあったとしても、搭乗手続きのタイミングまで同じになるだろうか…。“偶然”がとっても多い本作では、このくらいの偶然は序の口にすぎない。
一番驚いた“偶然”は、第5話で弘済洞の美術館(高架下に絵が展示してあるところ)のシーン。デートで弘済洞の美術館を訪れたジニョクとスヒョンは1枚の絵に見入っていた。その日の夜、母チン・ミオク(ナム・ギエ)が自宅のロビーで待っている姿をみたスヒョンは、あの絵を見て心を落ち着けるために弘済洞へ戻るのだった。そして、そこへ自転車で駆け付けたジニョク!
…なぜ⁉ 観ていて思わず声に出そうになってしまった(笑)スヒョンが弘済洞へ戻った理由は想像できるが、ジニョクはなぜ来たのか? 2人の会話を聞いているとジニョクはスヒョンがここに来るとわかってた(?)ような雰囲気にもとれる。ジニョクはその日楽しいデートをして家に帰っただけなのに…。私は彼がエスパーだと確信した。
そのほかにも、その距離をその時間で移動できるのか…? と、時間と空間の歪みが気になるシーンも多々あるが、ジニョクが超能力者であれば話しはすべて丸く収まる。そう、2人のラブストーリーを集中して楽しむためには、細かいことを気にしてはいけないのだ!
韓国ドラマ『ボーイフレンド』作品情報
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