広瀬すず・櫻井翔主演『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』を紹介

広瀬すず・櫻井翔主演『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』（2023年3月31日公開）は、日本テレビ系連続ドラマ『ネメシス』（2021年放送）を映画化。新時代の探偵物語といわれる作品のみどころなどをご紹介。

ドラマを超える！　衝撃的完成度『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』

大ヒット上映で注目『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』の情報を紹介

2021年4月～6月に日本テレビ系で放送されたドラマ『ネメシス』は全10話が放送され、1話あたり1700万人以上視聴者数を記録した大ヒット作品。探偵事務所『ネメシス』を舞台に天才的なひらめきで事件を見破っていく広瀬すず演じる探偵助手・美神アンナと、櫻井翔演じる自称天才のポンコツ探偵・風真尚希、そして江口洋介演じる探偵歴30年のベテランで事務所社長・栗田一秋の３人が様々な依頼を解決していくミステリー。“新時代の探偵物語”と評され、待望の映画化となりました。今作『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』はドラマシリーズの最終話から2年後の世界が舞台となっており、2023年3月31日から公開され、大ヒット上映しています。

注目の今作はドラマで総監督・脚本を担当した入江悠氏が監督を務め、脚本は人気ドラマシリーズ『アンフェア』の原作者・秦建日子氏が担当。ドラマでは描くことができなかった巨大な謎を、映画ならではのスケールで描かれる“ミステリーエンタテインメント”です。ドラマで登場した広瀬すずや櫻井翔、江口洋介の３人をはじめ主要キャストはそのままに、ストーリーは伏線だらけで上映時間は99分間。一瞬たりとも見逃すことができないシーンの連続で瞬き厳禁の緊張感が続く展開。入江監督やスタッフたちが作り上げる複雑な世界観を、広瀬すずと櫻井翔を中心に豪華なキャスト陣が見事に体現しています。

新たな強敵の登場！　解けない謎…黄金螺旋法方程式？　チームネメシスに最大の危機が訪れる。予想を超える事件の全貌とは―！？　2023年春注目のエンタメ作品です。

注目『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』のあらすじを紹介

『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』アンナが見た悪夢とは

横浜にある探偵事務所「ネメシス」は突如、依頼がまったく来なくなる。家賃が払えなくなり、狭い事務所への引越しを余儀なくされる社長の栗田一秋（江口洋介）たち。そんな中、探偵助手の美神アンナ（広瀬すず）は大切な仲間たちが次々と悲惨な死を遂げるという悪夢に毎晩うなされていた。時を同じくして、探偵の風真尚希（櫻井翔）は怪しげな行動を取り始め…。

そんなある日、アンナの目の前に“窓”と名乗る奇妙な男（佐藤浩市）が現れる。“窓”と名乗る男はアンナの夢に何度も現れており、「私たちが握手をしなければ、夢は一つずつ現実になっていく」と謎めいた言葉を発するのだった。“窓”の言葉を現実のものとしない為に、動き始めるアンナ。しかし、相棒である風真の怪しい行動に不信感を抱き、かつての敵・菅朋美（橋本環奈）に助けを求める。果たして、アンナは連鎖する悪夢を断ち切ることが出来るのか？　怪しい行動をとる風真は本当にアンナを裏切ってしまうのか？　

息ぴったり！　Ｗ主演の広瀬すず・櫻井翔はまるで“兄妹”

行動まで似ている？　ほっこりエピソードとは

今作の主演は広瀬すずと櫻井翔の二人です。ドラマでは天才的な助手・アンナと、人望は厚いがポンコツの探偵・風真という名コンビを見事に演じ、息がぴったりと好評を博していました。今作でも広瀬と櫻井の名コンビは健在です。

そんな広瀬と櫻井の名コンビぶりを証明するほっこりエピソードが今作の宣伝のために出演したＴＶ番組で明らかにされました。櫻井について、広瀬は「（収録後）帰るタイミングが被る。感覚が似ている」と、奇妙なエピソードを告白。それに対し、櫻井も「（広瀬とは）掛けている鞄の角度も一緒だった」と、エピソードを重ねて「前世で兄妹だったんじゃない」と、自然体での“名コンビ”をうかがわせるエピソードを告白しました。

広瀬と櫻井は2018年に映画『ラプラスの魔女』で初共演をしています。その時もお互いを信頼しているコメントをしていましたが、ドラマでの共演を経てからの今作では、より息のあったコンビに仕上がっているようです。櫻井は『ラプラスの魔女』以来の映画出演です。櫻井にとっては出演映画での連続共演となる広瀬は“妹”のように感じたのかもしれません。まるで“兄妹”のような息のあった二人のシーンに注目してください。

櫻井翔・入江監督も手応え感じる大ヒット公開『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』

５年ぶり映画出演の櫻井翔が難しい脚本を見事に演じる

「さあ、真相解明の時間です」が決めセリフを発する主人公の一人、ポンコツ探偵・風真を演じるのは櫻井翔です。ポンコツではありますが、人望が厚い風真は魅力的な主人公の一人です。今作は2021年に放送されたドラマの劇場版ですが、台本を渡された出演者は口々に「難しい」と困惑したといいます。櫻井も多分に漏れず、「どうやって映像化するのだろう」と、幾度となく折り重なるストーリー展開に難しさを感じたそうです。しかし、ドラマ終了後、再び集結したキャスト・スタッフと、作り上げた『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』の撮影は充実していた様子。「共に過ごす人たちは同じなのに、見据える先が今までとは違う」と刺激的な時間が過ごせたとして、俳優としての手応えを口にしていました。

そんな今作は、数々のアクションシーンが見どころの一つであり、クライマックスでは壮大なシーンが見られます。それについて、入江監督はメディアのインタビューで「映画だからこそ成立する」といい、劇場版だから実現できた映像に手応えを語っています。櫻井も「スクリーンで観た方が浮遊感みたいなものも感じられると思う」と、劇場版での出来栄えに自信をのぞかせています。櫻井にとって、映画への出演は2018年公開の『ラプラスの魔女』となります。ニュース番組で見せる知的な姿とは一転し、シリアスなシーンやコミカルな役どころを演じる俳優としての顔が堪能できるのは今作です。その櫻井が入江監督や広瀬、多くのキャスト・スタッフと自信をもって完成させた劇場版「ネメシス」を映画館のスクリーンで観て楽しみたいですね。

元K-1世界王者が太鼓判　広瀬すずのアクションは凄い！　

『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』はCGなしのカーアクションも凄い

連続ドラマ『ネメシス』でも激しいアクションが満載で、みどころの一つと言われていました。カーアクションも登場し、ハラハラドキドキのシーンに目を奪われた人も少なくなかったと思います。今作『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』でも、その見どころは変わりませんが、カーアクションが凄いです。カーアクションのシーンはＣＧを使わずに公道を封鎖して撮影が行われました。国内で公道を封鎖しての撮影は手続きなど難しい面も多いと思いますが、今作ではそれを実現しています。広瀬すずと櫻井翔も実車して、カーアクションに臨んでいました。プロのカースタントが運転し、右へ左へと揺さぶられる究極の蛇行運転に身を預け、体を張った広瀬と櫻井の姿は見逃せません。そんな激しいカーアクションに広瀬は「想像以上過ぎて改めてスケールの大きさを感じました」と振り返っています。

またアクションが凄いといえば、劇中で広瀬演じるアンナが元K-1世界王者の魔裟斗演じるプロの殺し屋“ジッポ男”と対峙するシーンがあります。プライベートでキックボクシングジムに通っているという広瀬は、ドラマで見せていたアクションよりもレベルが上がった身のこなしを披露しています。魔裟斗との格闘シーンに、広瀬は緊張感が半端なかったことを吐露していました。それに対し、魔裟斗は「（広瀬すずが）今までで一番手強い相手」とコメントし、広瀬の動きに太鼓判を押しています。女優としてデビューして記念すべき10年目を迎える広瀬すずですが、2015年度に第39回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞を皮切りに数多く評価をされてきました。成長し続ける彼女が、今作で見せるアクションを含めた見事な演技に注目です。

映画化決定から話題　衝撃的なストーリー展開

今すぐ観る？　大注目『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』の見どころ

連続ドラマ『ネメシス』が映画化されることが発表され、ティザービジュアルが公開されると「謎を解くたび、誰かが死ぬ」という意味深なコピーが明かされ、話題に。今作では実際に誰かが死ぬのでしょうか？　広瀬すず演じる美神アンナは大切な仲間が殺される悪夢を見つづけます。仲間の誰が殺される夢を見るのでしょうか？　

アンナの大切な仲間は風真尚希（櫻井翔）や栗田一秋（江口洋介）以外にもたくさんいます。「チームネメシス」と呼ばれる探偵事務所「ネメシス」の調査をサポートしている面々です。女医で無類のスピード狂・上原黄衣子（大島優子）や、駅弁マニアの道具屋・星憲章（上田竜也）。15歳にしてAI開発の天才・姫川烝位（奥平大兼）に料理人・リュウ楊一（加藤諒）らがいます。劇中で誰が殺されてしまうのか？　それともアンナの夢の中のことだけで、実際には命を落とすことはないのでしょうか？　またアンナの悪夢に登場し、現実でもアンナに近づき謎めいた言葉を伝える“窓”という男（佐藤浩市）がどのように事件に関連しているのでしょうか？　最凶の敵が仕掛けた「罠」がアンナや風真、栗田たちを襲う！

圧倒的なスリルと興奮、伏線だらけの予想を超える事件の全貌とは…。一瞬たりとも見逃せないストーリーで展開される上映時間99分間の物語に心を躍らせましょう。

大ヒット上映『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』キャスト・スタッフ情報

難しい脚本を見事に演じた豪華な俳優陣