北海道・小樽を舞台とする甘酸っぱい青春ラブストーリー『ハルフウェイ』
Ⓒ2009「ハルフウェイ」製作委員会

月9ドラマ「ロングバケーション」やNHK連続テレビ小説「半分、青い。」など、数々のヒットドラマの脚本を手掛ける脚本家の北川悦吏子。
この1月からは菅野美穂主演作「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」が放映予定となっている北川は、これまで映画監督として3本の作品を世に送り出しているが、その監督デビュー作となったのが北乃きい、岡田将生W主演の『ハルフウェイ』。
北海道・小樽を舞台に、大学受験を控えた高校三年生カップルの切ない恋模様を描いた青春ラブストーリーだ。

岩井俊二&小林武史プロデュース作

『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、『ラストレター』(2020年)など長期にわたり岩井作品の映画音楽を手掛けてきた音楽プロデューサー/ソングライターの小林武史が、岩井俊二と共にプロデューサーを務める本作。
“ラブストーリーの神様”の異名を持つ北川監督による演出&脚本に岩井・小林コンビの瑞々しい感性が合わさり、相乗効果となって甘酸っぱさ全開のラブストーリーに仕上っている。
さらに、役者たちのセリフの大半がアドリブで行われており、そのリアリティあふれる自然な演技も見どころに。

あらすじ

北海道と東京、それぞれ遠く離れた大学を受験することが発覚し…

高校三年生のヒロ(北乃きい)は、片思いしていたシュウ(岡田将生)から告白され、付き合い始めることに。
しかし幸せな時間もつかの間、地元の大学を受験する予定だったヒロは、シュウが東京の大学への進学を希望していることを知る。
すぐに小樽と東京、離れ離れになることを承知しつつ告白してきたシュウの本心が分からなくなってしまったヒロは、悩んでいるシュウに感情のまま東京での受験を止めるよう告げ…。

実力派キャストが息の合った演技を披露

彼のことが好きでたまらない直情型のヒロを演じた北乃きいと、そんな彼女の想いを静かに受け止めるシュウを演じた岡田将生が抜群のコンビネーションを見せる本作では、シュウの友人・タスクを溝端淳平、ヒロの友人・メメを仲里依紗が演じているほか、白石美帆ら実力派キャストが息の合った演技を披露している。
とりわけ、彼氏の夢を応援すべきかどうか葛藤するヒロに、親身になってアドバイスする書道の教師・平林に扮した大沢たかおの瓢瓢とした演技はクセになる!

放送情報

衛星劇場

2021年1月10日(日)21:30~23:00
2021年1月16日(土)21:40~23:10
2021年1月22日(金)20:00~21:30
2021年2月7日(日)19:30~21:00

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