こんにちは&こんばんは。急ですが、白か黒か割り切れない!って思ったこと。ありませんか? 今回ご紹介する『秘密への招待状』は、そんな割り切れない瞬間が人生の分かれ道となった女性が主人公です。どれが正解でどれが不正解か…。大人になっても簡単には出てこない答え。そのワンシーンが描かれます。
【レビュー】豪華女優陣による夢の共演!描かれるは2人の女性による正解のない選択
本作のキーパーソンはイザベルとテレサという2人の女性。億万長者の会社経営者であるテレサを演じるのは、筆者も大好きな女優ジュリアン・ムーア。そして、優しくて自立心たっぷりのイザベルを演じるのは、個人的に『ヴェノム』での印象が新しいミシェル・ウィリアムズです。この豪華女優陣が演じる、テレサとイザベルのやり取りが本当にリアルで素晴らしい。時にプライドをかなぐり捨てた口論だったり、お互いの思惑を知るための駆け引きだったりと、見てる側も気づけばドキドキのハラハラ…。彼女たちの選択が明かされ、少しづつ影響していく様は、まるでバタフライエフェクト。どれが正解で何が不正解か、その物差しは人ぞれぞれですが、イザベルとテレサの選択に注目です!
【STORY】孤児院の経営に奮闘していたイザベルが招待を受けてニューヨークへ
インドのスラム街で、孤児院を切り盛りしていたイザベル。彼女は孤児院で暮らす子供たちの中でも、コミュニケーションが苦手なジェイという少年をわが子のように可愛がっていた。一見平和に見える孤児院の生活だったが、深刻な資金不足に頭を悩ましていたイザベル。そんなある日、彼女のもとに200万ドルを寄付するからニューヨークまで来てほしいと支援者からの連絡が入る。可愛い子供たちのため、しぶしぶニューヨークへ向かうイザベルだったが…。
イザベルがニューヨークで出会ったのは億万長者で会社経営者のテレサ
イザベルがニューヨークで出会ったのは、22年前に企業して、今やアメリカにおけるメディア代理店のトップにまで会社を導いた経営者のテレサ。しかし、彼女は娘の結婚式で忙しいらしく、支援金の話はその後にしたいと結婚式へイザベルを招待。一刻も早くインドに帰りたいイザベルは、しぶしぶ結婚式に参加することに。渋滞にはまって結婚式の出席に少し遅れたイザベルだったが、そこには昔の恋人オスカーの姿が…。
波乱の幕開け!?結婚式で出会ったのは昔の恋人と……
テレサの招待で参加した結婚式。しかし、その花嫁の父はイザベルの昔の恋人…。過去にツライ決断をしていたイザベルは、まさかとテレサの旦那にしてイザベルの元恋人オスカーに話を切り出す「なんで、あの子がいるの…」。まさかの展開に動揺するイザベル、巨額の寄付に名乗り出したテレサ、そして複雑な立ち位置のオスカー。そこに、オスカーの娘グレイスが加わり、事態は急展開していく…。
春夏秋冬と移り変わるようなストーリー展開に引き込まれる!
2月12日(金)、 TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
配給:キノフィルムズ
© ATW DISTRO, LLC 2019
(情報は記事公開時点の内容です)