アメリカ大統領選挙に関心が高いいまこそ見よう『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』
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世界中の注目を集めたアメリカ大統領選挙。
特別にアメリカの政治に興味を持っていなくても、日本よりもあからさまな対立候補の攻防などをニュースで目にした人も多かったことだろう。
そんな大統領選挙の余韻が残る今、選挙戦の裏を描いた『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』を見てみてはいかがだろう。

若き参謀スティーヴンは窮地に陥ってしまう

ペンシルベニア州知事マイク・モリスは、米国大統領選挙の民主党候補を決める予備選に出馬する。
彼のクリーンな政治理念に共感して、スティーヴンは弱冠30歳にして選挙参謀を務めることに。
予備選のヤマ場となる“スーパー・チューズデー”が迫る中、スティーヴンは敵陣営の参謀トムから密会を持ちかけられる。
即座に拒否したスティーヴンだったが、選挙戦の最中に敵と接触するというタブーを犯したため窮地に陥ってしまう。

出演するジョージ・クルーニーが監督を務める

監督を務めたのはジョージ・クルーニー。
メガホンを取るだけでなく、モリス知事に扮するほか、共同脚本も手がけた。
また、主人公スティーヴンを『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングが熱演。
名バイプレイヤーである『カポーティ』の故フィリップ・シーモア・ホフマンも共演している。

選挙スタッフを務めた男が実体験を元に脚本化

共同脚本はNetflixのドラマシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を手がけたボー・ウィリモン。
実際に2004年の民主党予備選に立候補したハワード・ディーンの選挙スタッフを務めたボー・ウィリモン自身が、実体験をベースに執筆した戯曲の映画化となっている。

ザ・シネマ

[字]2020年11月19日(木)21:00~23:00

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