どんな状況でもプロに徹して任務を遂行する本物のヒーローたちが熱い！『ホテル・ムンバイ』

本当のヒーローとは、常に目立った行動で人々の注目を集めているだけとは限らない。
普段は裏方で働く者が、どんな状況でもプロに徹して自分のやるべき任務を遂行するのも、またひとつのヒーローの姿なのだ。
実話をもとにした映画『ホテル・ムンバイ』は、そんな愚直で勇敢なヒーローたちを描いた作品だ。

あらすじ

500人以上の宿泊客と従業員が人質に！

2008年、インド・ムンバイで同時多発テロが発生する。
歴史ある五つ星ホテルが武装集団に占拠され、500人以上の宿泊客と従業員が人質に！
さらに、テロ殲滅部隊の到着には数日かかるという絶望的な報せが届く。
凄惨な殺戮が繰り返される中、アルジュンらホテルの従業員は1人でも多くの宿泊客を逃がそうと奔走するのだったが…。

インドで本当に起こったテロ事件を描く

インドの経済とエンターテインメントの中心地・ムンバイにある、歴史ある荘厳なホテルで実際に起きた事件をもとにした群像サスペンス。
五つ星のタージマハル・ホテルがテロリストに占拠されてしまうが、500人以上いた人質の多くが生還を果たした。
その奇跡に貢献した、宿泊者の命を救おうとしたホテルマンたちの知られざる真実の物語を描いている。

実際の被害者の取材やリサーチを重ねて製作

この感動的な実話を後世にも残さなければいけないと使命感に燃えて映画化したのは、新進気鋭のオーストラリア人監督のアンソニー・マラス。
実際の生存者へのインタビューを行い、当時の記録をリサーチして製作に挑んだのだとか。
出演は『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテル、『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーなど。