『田中俊行のオカルト・コレクション』：いわく付きの品々が物語るディープな世界｜ Mcura

オカルトコレクターの異名を持つ田中俊行が、同じ趣味を持つゲストと互いの秘蔵コレクションについて語り合う対談番組「田中俊行のオカルト・コレクション」。新エピソードの放送開始に合わせて、田中本人に番組の見どころを語ってもらった。

インタビュー：オカルトコレクター・田中俊行

「呪物を通して、その土地や当時のカルチャーが見えてくるんです」

　番組には、呪物コレクターじゃない人たちがゲストで登場するんですけど、1つ2つは呪われたものを持っていて。それが見られるのはこの番組しかないんじゃないかと思います。

　第8話のゲストのヌガザカさんは、世界中から実際に使われていた拷問器具やミリタリーグッズを集めていて。それを手にすると怪奇現象が起こったりするっていうエピソードがあるんです。第10話に登場する怪談作家の田辺さんの「イベントで声を発した人形」は古い市松人形なんですけど、怪談イベントでほんまに9割くらいのお客さんが声を聞いてるんですよ。田辺さんは「ゴーストボトル」も持っていて。アメリカやヨーロッパではよく売っているんですが、幽霊を捕まえて閉じ込めたボトルなんです。

　番組では世界中の呪物を紹介していて、どういう経緯で呪物になったとか、背景が見えるものもあるので、オカルトファンや怖い話が好きな方はもちろん、興味がない人でも、見たら全然知らなかった世界が広がると思います。

秘蔵品にまつわる言い伝えや噂話とは

不気味な噂のある人形など、いわく付きの品々を集めるオカルトコレクター・田中俊行が、ゲストと互いの秘蔵コレクションについて語り合う対談番組「田中俊行のオカルト・コレクション」。11月のゲストは拷問器具収集家・ヌガザカ（8日）、心霊サイト「朱い塚」管理人・塚本守（15日）、怪談作家・田辺青蛙（22 日）、オカルトYouTuber・悠遠かなた（29日）。