スヌーピーの3D映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』

1950年10月2日にアメリカの新聞7紙で連載がスタートしたコミック「ピーナッツ」に登場したスヌーピー。いまや世界中で愛されている人気キャラクターとなった、スヌーピーの3D映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』をご紹介。

3Dで楽しむ愉快な「ピーナッツ」の世界

モフモフなスヌーピーが愛らしく動き回る

チャールズ・M・シュルツによるアメリカの名作コミック「ピーナッツ」のキャラクターたちを、初の3DCGでアニメーション映画化。スヌーピーはもちろん、チャーリー・ブラウンやルーシー、妹のサリーなどの愉快な仲間たちの日常が描かれている。CGで再現されたスヌーピーがスクリーンでドタバタと動き回る“モフモフ”アドベンチャー。制作は、『アイス・エイジ』シリーズなどで有名なハリウッドのブルー・スカイ・スタジオが担当し、『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』を手がけたスティーヴ・マーティノが監督を務める。

制作への熱量が凄まじいチャールズ M.シュルツ氏

世界中で愛されるキャラクターを生み出した作者とは?

現在は75ヵ国、21の言語、2200紙で連載されているピーナッツだが、最初に掲載されたコミックに登場したのは、チャーリー・ブラウン、パティ、シャーミーの3人。スヌーピーはその2日後に、4足歩行のただのかわいい子犬として登場した。70年以上も愛されているキャラクターを生み出した作者は、アメリカのチャールズ M.シュルツ氏。1997年75歳のお誕生日プレゼントとして取った5週間の休暇以外、亡くなる直前の1999年12月の断筆宣言まで1日も休まず描き続けた。驚くべきは、資料収集からセリフの書き込みに至るまで、たった一人で制作していること。すべての作業にアシスタントをつけることのなかった彼は、生涯で17,897日分のコミックを連載した。

長年親しまれる個性豊かな仲間たち

決して諦めない少年と空想にふけるビーグル犬

メインキャラクターのスヌーピーは、非常に想像力に富み、いつも自信にあふれた、世界的に有名なビーグル犬。ドッグハウスの屋根で思索にふけっている時には、アメリカ文学の大作を書いたり、月に旅したり、そして隣の猫への復讐をたくらんだりしている。変装名人でもあり、皆があこがれるようなカッコいい奴になる。その愛犬の飼い主は、ジグザグTシャツを着た愛すべき敗者のチャーリー・ブラウン。 野球好きの彼は、全試合出場するものの負け続ける、世界最弱小の野球チームのマネージャー。しかし、つらい目にあったとしても、いつも妥協しないヒーローである。その他にも、ストックや兄弟のスパイクやオラフ、チャーリー・ブラウンの友達でピアノを弾いているシュローダー、わがままでちゃっかりした妹のサリーなど個性豊かなメンバーで毎回、ワイワイガヤガヤと暮らしている。

『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のあらすじ

一目惚れした女の子が気になるチャーリー・ブラウン

何をやっても上手くいかない不器用な少年、チャーリー・ブラウン。周囲にからかわれ、妹のサリーにバカにされるばかりか、かけがえのない親友の飼い犬・スヌーピーにまであきれられる日々。そんなある日、クラスに赤毛の女の子が転校してくる。一目で恋に落ちるチャーリー・ブラウンだが、引っ込み思案な性格でどうしても話しかける勇気がない。何とかして彼女の気を惹こうと、スヌーピーの応援を力に必死に努力する。一方、空想が好きなスヌーピーは、パイロットに成りきって大空で大冒険に出発する。かわいいパリジェンヌのフィフィに出会って、ロマンティックなデートを楽しむが…。

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