エンニオ・モリコーネほか出演の貴重なドキュメンタリー
©Zapruder Pictures 2017

名作西部劇『続・夕陽のガンマン』のロケ地・サッドヒルを復元しようとする有志の映画ファンたちを追った感動のドキュメンタリー。出演は、2020年7月6日に逝去した映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネや、クリント・イーストウッド(俳優・映画監督)、アレックス・デ・ラ・イグレシア(映画監督・脚本家)、ジェームズ・ヘットフィールド(バンド、メタリカのフロントメンバー)、ジョー・ダンテ(映画監督)ほか。

偉大な先人たちが時を超えて語る貴重なインタビュー

西部劇の名作『続・夕陽のガンマン』のロケ地復元プロジェクトの全貌に加え、製作スタッフや俳優陣が披露する当時のエピソードが何よりも貴重な本作。NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』の音楽を手掛け、マカロニ・ウエスタンの映画音楽で世界に知られる巨匠エンニオ・モリコーネや、『続・夕陽のガンマン』の決闘シーンに先立つ場面で流れる「黄金のエクスタシー」を自身のライブのオープニングで使い続けているメタリカのジェームズ・ヘットフィールド、そして映画界の至宝クリント・イーストウッドなど、なかなか目にすることができない面々の証言から、映画『続・夕陽のガンマン』の魅力を再認識させられる。

伝説のロケ地を復活させろ!

『続・夕陽のガンマン』の伝説的シーンの舞台・サッドヒル。撮影用に作られた大きな墓地のそこは、撮影用故に何も埋められてはいない。撮影からおよそ半世紀も手つかずだったその地に、熱き映画ファンたちが巨大プロジェクトを立ち上げた。そう、荒れ果てたサッドヒルを掘り返し、再び命を吹き込むために。当時このニュースは世界を駆け巡り、多くの映画ファンがスペインの荒野へ駆けつけることになる。

アツい映画愛が散りばめられた感動ドキュメンタリー

1966年の公開からおよそ半世紀。クリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督の名編は、ファンの映画愛、そしてその姿に共感し賛同する映画関係者たちの手で新たな伝説を作り上げた。描かれたのは、そこかしこに散りばめられた深い映画愛。プロジェクトの終わりには果たしてどんな風景がひろがっているのか。

スターチャンネル1

サッドヒルを掘り返せ
2020年8月7日 6:30~8:05(字幕)
2020年8月30日 25:15~27:00(字幕)

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