痛快なアメコミ系ヴィラン映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒　ＢＩＲＤＳ ＯＦ ＰＲＥＹ』

日常を忘れさせてくれるのも映画の醍醐味のひとつ。
なかでもアメコミ系は鉄板だ。
DCコミックスの漫画をもとにした『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒　ＢＩＲＤＳ ＯＦ ＰＲＥＹ』は最たるものと言えるだろう。
正統派の正義のヒーローではなく、ヴィランのヒロインが活躍する様がまた痛快だ。

サイコな悪の親玉にハーレイが立ち向かう

ゴッサムシティの悪のカリスマであるジョーカーと別れ、彼の庇護を失ったハーレイ・クイン。
ある日、ギャングのボスである残忍でサイコな“ブラックマスク”に命を狙われる少女・カサンドラと出会う。
ハーレイは大金の隠し場所が記されているダイヤを持ったカサンドラを守り、ブラックマスクと対立する道を選ぶ。
やがて彼女はハントレス、ブラックキャナリー、レニー・モントーヤと出会い、クセ者たちで力を合わせることに。

ジョーカーの元カノ＝ハーレイが暴れ回る！

DCコミックスの悪役キャラクターが集結した『スーサイド・スクワッド』で特に人気が高かったハーレイ・クインをフィーチャリングしたスピンオフ作品。
社会現象にまでなった「ジョーカー」の元カノ＝ハーレイ・クインが暴れまわる、新たなるヴィラン・ムービーに仕上がっている。

モラルゼロの悪カワなヒロインを力演

ハーレイ・クインには『スーサイド・スクワッド』から引き続き、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で注目されたマーゴット・ロビーが続投。
ジョーカーとの破局から自暴自棄となってさらにモラルゼロの悪カワな魅力が炸裂するヒロインをパワフルに演じ切っている。
また、彼女と対決するブラックマスクには『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーが扮した。