怖いもの好きなら知ってる?パニック映画『ディセント』

今回は15年前に公開されたパニック映画『ディセント』をご紹介。それは、友人たちと行くいつもと変わらない小さな冒険のはずだった。そう、前人未踏の洞窟へ入ってしまうまでは…。

トラウマ必至!?怖い映画が好きな人以外にはおすすめできないパニック映画『ディセント』

【あらすじ】いつもと変わらない仲良しグループを襲った悲劇とは

 アウトドアが好きなサラだったが、交通事故で夫と子供を失ってからはすっかりふさぎ込んでしまい笑顔も激減。そんな彼女の姿をみた友人たちは、気分転換もかねて洞窟探検のイベントを企画。早速、気の知れた友人たちとともに集まり、ガールズトークにも花が咲き、いつもより少し気が軽くなったサラ。翌朝、みんなで向かったのは、とある洞窟。リーダーのジュノいわく、観光用の洞窟だから危険性もないしつまらないくらいとつぶやく。スリルを味わいたいジュノの弟子はそそくさと入り、そのあとを負けずと追う一行。しかし、洞窟に入って間もなくアクシデントが発生。突然の崩落事故が起きたことにより、来た道がふさがれてしまうのだった。予想外の状況によりパニックになる一同だったが、1人が口を開く。一般に公開されている洞窟だから、ほかのルートもあるし救助もくるでしょう?その言葉の返答を濁すジュノを問い詰めると、ここは前人未踏の洞窟で、ここに彼女たちが来ているという情報の共有もしていないとのこと。楽しい雰囲気は一転、各々どう脱出するか口論していると、サラは洞窟の奥で動く“何か”を発見。まるで人のような姿の“何か”だったが、パニックになっている皆に伝えるのも…と思った彼女は見間違いかもと見なかったことに。帰る道もわからない彼女たちは無事に外の世界へ戻れるのか? 洞窟に広がる暗い静寂、そこで蠢くのは一体……。

ディセント

監督:ニール・マーシャル
出演:ショーナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、アレックス・リード、サスキア・マルダー、マイアンナ・バーリング ほか
配給:トルネード・フィルム/エイベックス・エンタテインメント

どんなに叫んでも悲鳴をあげても響くのは自分自身の断末魔のみ?

洞窟という狭い空間で行われるサバイバルが怖すぎる

本作の醍醐味とも言うべき、閉所でのサバイバル。パニック映画ではおなじみのシチュエーションですが、本作ももれなく逃げばナシ。しかも、正体不明の何かがそこには潜んでいる…。そして、ただでさえ帰り道がなくなった彼女たちはギリギリの状況なのに、次々に襲いかかるこの仕打ち、それはもう生き残れても一生洞窟には二度といかなくなること間違いなしの最恐シーンのオンパレードです。幽霊とか悪魔とか、実態がわからないものも怖いですが、進むべき道もわからない環境で生きるか死ぬかのサバイバル、それが急に始まる恐怖は想像しただけでも怖いですね…。

しれっと2作目が出ていいたり類似作品も登場している『ディセント』

【さいごに】ホラー映画やスリラー映画って有名作品以外でもたまに当たりがくるからハマっちゃうんだよなぁ

ホラー映画やスリラー、サスペンスはもちろん、さまざまな映画を見てきた筆者ですがやっぱり今までにない展開の作品や、予想を裏切ってくる作品を見つけたとき、それこそがこの怖い系のジャンルにハマっていく原因かと思いますが、皆さんはいかがでしょうか? 「ソウ」シリーズ、「死霊館」シリーズ、「サスペリア」、「ブレアウィッチプロジェクト」、「ヘレディタリー」などなど、初めて「これは…」と思う瞬間が訪れたとき、怖いけど見てみたい。が勝っちゃうんですよね(スプラッター系は苦手ですが…)。今後も面白い作品や気になる作品がありましたらどんどん紹介していきますので、「なにかいい作品でてないかな~」と思い立ちましたら、ぜひサイトをご活用ください。ではでは。

あなたにオススメ