実話をもとにした重みある感動を『シンドラーのリスト』で！

実話をもとにしたドラマは胸を熱くするものが多い。
事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、とてもドラマチックな場合が珍しくないうえに、それがフィクションではなく実話に基づいているという事実が感動をさらに後押しするからだ。
実話をもとにした映画『シンドラーのリスト』も、映画史上に残る感動作だ。

ユダヤ人従業員たちにも生命の危険が迫るため…

1939年、ナチ党員のドイツ人シンドラーは、一儲けしようとドイツ占領下のポーランドへとやって来る。
ユダヤ人差別が高まる中、罪のないユダヤ人たちがゲットーに強制隔離されていく。
シンドラーは軍用ホーロー容器工場を立ち上げ、労働力としてユダヤ人を集めると事業はたちまち軌道に乗るが、ナチスによるユダヤ人迫害はさらに進行し、ついに虐殺が始まってしまう。
シンドラーの工場の従業員の身にも生命の危険が迫っていき…。

多くのユダヤ人の命を救った実業家の姿を描く

ナチスによるユダヤ人大量虐殺から多くの命を救ったのは軍人でも政治家でもなく、ひとりのドイツ人実業家だった…。
スティーヴン・スピルバーグ監督がおくる本作は、ナチスのホロコーストから1200人ものユダヤ人の命を救ったドイツ人実業家オスカー・シンドラーの姿を、史実に基づいて描いた渾身の感動ドラマだ。

アカデミー賞において7部門を受賞

アカデミー賞において12部門にノミネートされ、作品賞&監督賞のほか、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、作曲賞の7部門を受賞。
主人公のオスカー・シンドラーを演じたリーアム・ニーソンもさることながら、収容所の所長であるアーモン・ゲートを演じたレイフ・ファインズも狂気に満ちた巧演を見せて注目された。

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