あの有名なシャーロック・ホームズには妹がいて、しかも超優秀!?という設定の小説シリーズをNetflixが映画化。すでに配信中の本作ですが、「マイリストに入れたけど見れてないや」という勿体ない方のために、5つの魅力から見どころをご紹介します。いざ、クスっと笑えて謎解きも楽しめるミステリー&アドベンチャーの世界へ!
【ストーリー】主人公のエノーラが挑むのは母の捜索と謎解きの数々
幼い頃に父を亡くし、2人の兄とはあまり思い出がなくとも大好きな母(ヘレナ・ボナム=カーター)と一緒に幸せな毎日を送っていたエノーラ(ミリー・ボビー・ブラウン)。勉強や人生観、スポーツに武術と生きるために大切なことは母からすべて学んだエノーラは、すくすくと育ち16歳の誕生日を迎えようとしていた。しかし、朝起きてみると母の姿はなく、謎めいた暗号だけを残して行方不明になってしまう。
仲が良いのか悪いのか何とも言えない兄たちと妹の関係
行方のつかない母を探すためにも、やむなく兄のシャーロック(ヘンリー・カヴィル)とマイクロフト(サム・クラフリン)に連絡したエノーラ。しかし、マイクロフトが後見人になったことで、彼はエノーラを一流の婦人に育てるためにと花嫁学校へ入れることを提案。兄たちとの意見の食い違いに加え、母を探したいエノーラはそっと家を出て捜索を始める。兄からの逃走と母の捜索とで大忙しの彼女だったが、とある青年との出会いをきっかけに大きな陰謀に巻き込まれていくのだった…。
エノーラを演じるのはミリー・ボビー・ブラウン!
才能豊かなエノーラを演じるのは、Netflix のメガヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に登場する謎の少女イレブン役で大ブレイクしたミリー・ボビー・ブラウン。映画の出演としては『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』以来2作目になる彼女だが、エノーラに厳しい兄マイクロフトと、有名な探偵として活躍する兄シャーロックの間にいても抜群の存在感を発揮している。
視聴者参加型!?ヒロインの問いかけが絶妙に面白い
本作の魅力として外せないのが、エノーラが視聴者に語りかけるようなシーンの数々。ナレーションは物語を説明するうえで大切な役割ですが、説明口調になってしまうので没入感を遮ってしまうことが多いイメージ…。しかし、『エノーラ・ホームズの事件簿』では、そんなナレーションのシーンも見どころに大変身。エノーラの素晴らしいワードセンスで、是非クスっと笑っちゃってください!
あの人やこの人も!個性的なキャラクターを演じる豪華キャストたち
エノーラの兄にして有名探偵のシャーロック・ホームズを演じるのは、『マン・オブ・スティール』でのスーパーマンのイメージが強いヘンリー・カヴィル。そして厳格な性格のもう1人の兄マイクロフトを演じたのは、「ハンガーゲーム」シリーズでのフィニック役で知られるサム・クラフリン。美人のエノーラ、イケメン兄弟の2人と顔面偏差値の高い子供たちですが、母親役のヘレナ・ボナム=カーターも外せません。彼女は魔女や妖精、女王と個性的な役が多いですが、本作での役どころも実に“個性的”なので要チェックです。
【レビュー】ちゃめっけ溢れるエノーラが可愛くてそして最高にクール
1884年のイギリスを舞台に、さまざまな謎を解きつつ冒険を進めるエノーラですが、彼女自身の成長過程も見どころ。兄たちとの関係や母親が言っていた言葉の意味、自分らしく生きる大変さ、そして恋心。すべての問題に真向からぶつかっていく彼女の姿は、男の筆者からみてもカッコイイです。しかし、そこに忍び寄る陰謀の魔の手…。彼女は母を見つけ出すことができるのか、そして彼女が巻き込まれてしまう陰謀の真相とは。
今回ご紹介した『エノーラ・ホームズの事件簿』はいかがでしょうか。ミステリー好きにもアドベンチャー好きにもおすすめの作品ですので、マイリストに入れたけどまだ見れていないという方は是非ご覧ください。
独占配信中
監督:ハリー・ブラッドビア
脚本:ジャック・ソーン
出演者:ミリー・ボビー・ブラウン、ヘンリー・カヴィル、サム・クラフリン、ヘレナ・ボナム=カーター、ルイス・パートリッジ ほか
(情報は記事公開時点の内容です)