少しづつ日が長くなってきましたね～。そろそろ春…。ということで今回ご紹介するのはちょい大人向けのロマコメ『モラルセンス ～君はご主人様～』。２月１１日よりNETFLIXで配信中の本作ですが、考えさせられる内容かつ面白かったので興味がある方はぜひ♪
【話題作続々】２月の配信予定コンテンツはコチラ
【あらすじ】とある小包の配達ミスからはじまるロマンティック・コメディ！
ある日彼女のもとに届いたのは…く、首輪！？
広報チームの一員として働くチョン・ジウ（ソヒョン）は、仕事はできるけど男っ気ゼロの女性社員。そんな中、彼女の前に新しく異動してきたチョン・ジフ（イ・ジュニョン）が現れる。彼は誰にでも優しく、笑顔を絶やさず、そしてチームメンバー思いのイケメン。気にはなるけど私には…と声をかけないでいたある日、彼女のもとにチョン・ジフ宛の小包が届く。２人の名前は一文字しか違わないため、気づかないまま箱を開けたジウ。すると中から出てきたのは「ミホ」と書かれ、トゲがついた大きな首輪…。そこへ大慌てで現れたジフは「犬を飼ってて～」としどろもどろに説明するが、床に落ちたのは“大人のグッズ”のクーポン。“リード”も回収しつつそそくさとその場を後にするジフ。今日見た光景は…と思いにふけるジウは、ふと見つけたＳＭショップの前で立ち止まり空想をめぐらせていると、後ろから母の声が「買ってあげようか？」。
次の日、そしてその次の日と時間が経っても自身の噂が立っていないことを疑問に思ったジフはジウにその理由を聞くことに。彼女からの回答は「人のことを勝手に話しません」その言葉にホッとするジフだった。そんな普通とは違う出会いをしたジフとジウだったが、少しづつ打ち解けて今では普通に話せるように。そして、ジフからジウへとある提案が。それは、「僕のご主人様になってくれませんか？」というもの。ジウは突然のことで驚いたが“BDSM”について勉強しながら、この提案を受け入れることに。しかし、思いもよらなかった関係を通してジフにどんどん惹かれていってしまうジウ。しかし、BDSMの関係は恋愛になるとうまくいかないらしく、思いを伝えるべきかそれともこの関係を続けるかで悩み始めてしまうのだった……。
ジフとジウの普通とは違った秘密の関係の行方はいかに。
チョン・ジウ（ソヒョン）とチョン・ジフ（イ・ジュニョン）のやり取りが面白い
不愛想？だけど真面目で頑張り屋のチョン・ジウ（ソヒョン）
本作でチョン・ジウを演じたソヒョンは少女時代のメンバーの１人。すごいですよね、あんなに綺麗で歌も踊りも出来て、しかも演技も上手いという。あれ？ 涙が…(笑)。というのは冗談で、チョン・ジウの性格が曲がったことが嫌いで何事にも真面目なキャラクターのためほとんど笑いません（とある点を超えるまでは）。がしかし、ストーリーの後半でみせる笑顔。あれはずるいですね。相手のことを考え、行動が出来て、しかも笑ったらかわいいという、ストーリーの結末への展開も納得です。“お姉さん”の魅力、ぜひNetflixでご確認ください。はまっちゃうかも？ですよ。
人当たりが良く大人気のチョン・ジフ（イ・ジュニョン）
人に好かれ、会社からの期待も大きく、そしてイケメンな会社員の１人チョン・ジフを演じたイ・ジュニョン。彼はU-KISSのメンバーの１人です。…あれ？ 韓国ってすごいですね。皆さん筆者には想像もできない努力の上でだと思いますが、皆さん歌って踊れて顔も良く演技も出来る…。素晴らしいです。最近色々なジャンルで韓国作品がヒットしているのも分かる気がします。
さて、彼は本作では世にいうMっけのあるキャラクター、チョン・ジフを演じていますがチョン・ジウを演じたソヒョンともに、２人ともスゴかったです。見てて違和感ない演技でしたし、結構体はってますし。SMシーンも過激すぎずちょうどいい感じでしたし。彼らの今後の出演作品が楽しみです。
筆者的には犬のシーンと踏みつけシーンが凄かったです。ま、１番の見どころは２人の上手くいくのか上手くいかないのか？っていうSMも絡めた恋愛模様ですが：）。
【レビュー】恋とは人間関係とはそして性的趣向とは？
“BDSM”について調べてみたけど…
本作で登場する“BDSM”。筆者も知らなかったので調べてみましたが、大きくはBDSM［ボンテージ（拘束、縛るなど）、ディシプリン（罰・しつけ）、ドミナンス（支配）、サブミッション（服従）］からなる言葉のようでした。世にいうSやMが一般的な言葉かと思っていましたが、結構いろいろあるようで、ムチとか首輪とかはそれらを体現する方法の１つにすぎない感じでした。世の中は広いですね。
さて、なぜレビューで上記に触れたかというと、作品の中で重要な部分を担う要素のひとつだったからです。SやM、最近ではLGBTQ+などなど、多様性が認められるようになってきた今でも各方面で色々ありますが、共通する大事な部分としては“自分らしさ”かと思います。
その自分らしさについて、本作はロマンス要素だったりコメディ要素と交えて表現しているのかな？と思いました。行動を起こす前の悩みだったり、出会いに関する悩みだったり、仕事に対する悩みだったり、趣味だったりセクハラだったり。各要素は重い話としては描かれていませんが、題材になっている部分、におわしている部分はかなり大事な部分でした。
本作はソヒョン演じるチョン・ジウとイ・ジュニョン演じるチョン・ジフの物語を通して、当たり前なことなのに見落としがちな自分らしさの大切さについて再認識できる作品かと思います。
がらにもなく真面目なレビューになりましたが、笑いつつ、楽しみつつ、色々と考えるきっかけになる、これこそ数多くある映画の魅力のひとつかと思います（もちろん、発見や刺激、ワクワクやドキドキも外せませんが笑）。最近、Netflixの勢いが凄いですね。時間が足りません…。次は何見ようかな～♪
またおすすめの作品がありましたらご紹介しますね。ではでは。
チョン・ジウとチョン・ジフのちょっと面白いカンケイの行方は！？
Netflixにて独占配信中
（情報は記事公開時点の内容です）
【NETFLIX×韓国】勢いもクオリティもヤバい！
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