家で過ごすことが多かったこの頃。一人でも楽しめて遠くに行けるサイクリングは運動不足を解消するためのオススメのアイテム。自転車の魅力が満載の『弱虫ペダル』を観て外出してみては?
自転車がテーマの大人気漫画を実写化
主人公のオタク少年を演じるのは「King & Prince」の永瀬廉
アニメや舞台でも大人気を博した渡辺航原作のコミックスを初実写映画化した『弱虫ペダル』。物語は、オタク少年の小野田坂道が、自転車を通して出会った自転車競技部の仲間たちと共に、全国の強豪校と自転車ロードレースで戦うスポーツ青春ストーリー。そのキャストで主演を務める小野田坂道を、アイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉。主演映画では『うちの執事が言うことには』に続き、2作連続となる。さらに、主人公のライバル・今泉俊輔は、『今日から俺は!!劇場版』『コーヒーが冷めないうちに』などに出演している伊藤健太郎。自転車競技部のマネージャー・寒咲幹を女優の橋本環奈が演じている。監督は『トリハダ 劇場版』『覆面系ノイズ』などを手掛け、幅広いジャンルで活躍する三木康一郎がメガホンを握る。
渡辺航原作による長年愛される大人気コミックス
チームで優勝を目指し走り抜ける
「週刊少年チャンピオン」で2008年から今なお連載中の渡辺航による大人気コミックス「弱虫ペダル」は、自転車競技をテーマにしたスポーツ漫画で2013年にTVシリーズが放送を開始。2015年には、オリジナルストーリーの『劇場版 弱虫ペダル』が公開され、さらに舞台でも毎年上演されているほど長年愛されているコンテンツである。本作は、自転車競技部に所属する高校生たちが自転車ロードレースで全国の強者と熱く戦うストーリー(物語がアツいのか、戦いがアツいのかわかりにくい)となっており、チーム全員が一丸となって優勝を目指しレースに情熱を捧げている。登場する人物を少しご紹介。オタク少年の小野田坂道は、優しい性格でチームを想う気持ちが強い頑張り屋さんな主人公。最速を目指しつねに努力を続けている、クールな性格で負けず嫌いの今泉俊輔。関西弁を話す大阪出身の鳴子章吉は、派手な性格で目立つことが好きなチームに欠かせないムードメーカー。総北高校3年生であり自転車競技部の主将を務める金城真護は、強い精神力で決して勝負を諦めない不屈な精神の持ち主。その他にも、個性豊かな人物たちが登場し、その性格は自転車の走りに反映されていて面白い。
『弱虫ペダル』あらすじ
アニメ好きな少年が自転車のレースに出場!?
総北高校の1年生・小野田坂道は運動が苦手で友達がいないアニメが大好きなオタク少年。アニメのグッズを買いに千葉から秋葉原まで往復90Kmをママチャリで移動するほどの熱意を持っている。高校に入学した坂道は、真っ先に念願のアニメ研究部に入る予定でいたが、まさかの休部。そんな時、同級生の今泉俊輔が偶然にも坂道の自転車の走りを見て興味を抱き、坂道は自転車レースを申し込まれる。それから、今まで何気なく走っていた自転車が、勝負を通して走る楽しさを初めて感じられ、自転車競技部に入部することを決意した。入部後は心強い同級生や尊敬できる先輩たちに出会い、自転車選手として才能を開花させていく。そして、初めて迎える県大会のレースに出場することになった坂道は、インターハイ出場を懸けて仲間と共にレースに挑む。