ブルース・リーの師匠が主人公の伝記アクション『イップ・マン 完結』
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伝説のカンフースター、ブルース・リーの師匠にして詠春拳の達人イップ・マン。その半生を描いた「イップ・マン」シリーズは世界中でヒットした。今回は人気シリーズの完結篇『イップ・マン 完結』を紹介しよう。

10年にわたるシリーズが完結!

武術家としての矜持、父親としての想いをアクションに込める

1930年代の広東省・佛山で、貧しい中でも毅然と生きた『イップ・マン 序章』(2008年)、イギリス統治下の香港で誇りのため戦った『イップ・マン 葉問』(2010年)、第二次世界大戦後の好景気に沸く香港を舞台に、妻への愛と継承すべき“達人の心”を描いた『イップ・マン 継承』(2015年)の3作品に加え、外伝も製作されている「イップ・マン」シリーズ。

そして最終章となる『イップ・マン 完結』では、前作から5年後、1964年のサンフランシスコを舞台に、人生の終盤にさしかかった武術家としての矜持と、父親としての想いを華麗なるアクションとともに活写している。

映画『イップ・マン 完結』のあらすじ

アメリカへと渡ったイップ・マンは異国で生きる厳しさを知る

最愛の妻を病で亡くしてから数年後の1964年、香港。
イップ・マンは息子と2人で暮らしながら武館で多くの弟子たちに詠春拳を教えていたが、今度は自分が咽頭がんに侵されていることを知る。
気がかりなのは学校を退学にされた息子チンのこと。
教師からチンの留学を薦められた彼は単身アメリカへと渡り、シアトルで道場を開いている愛弟子ブルース・リーと再会を果たす。
そして留学に必要な推薦状をもらいに中華総会へと赴くが、チャイナタウンの掟を破ったリーの活躍を快く思わない会長ワンと意見が対立してしまう。

一方、中国系移民と中国武術を快く思わない海兵隊軍曹バートンとの激闘の末にワンが敗れたことを知ったイップ・マンは、病を隠し、最後の戦いに挑むのだった。

最高峰のキャスト&スタッフが再集結

アクション監督は「マトリックス」のユエン・ウーピン

イップ・マンに扮したのは国際的アクションスターとして活躍するドニー・イェン、軍曹バートンを『ドクター・ストレンジ』(2016年)のスコット・アドキンス、ブルース・リーをチャン・クォックワンが演じている。

監督は「イップ・マン」シリーズ4作品のメガホンをとり、『イップ・マン 序章』では香港電影金像奨の最優秀作品賞をもたらした『封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド』(2016年)のウィルソン・イップ。

音楽は劇場版アニメ『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018年)の川井憲次、アクション監督は「マトリックス」シリーズの武術振付にも携わったユエン・ウーピンが担った。

放送情報

スターチャンネル1

[字]2021年9月11日(土)21:00~23:00
[字]2021年9月15日(水)13:00~15:00
[字]2021年9月22日(水)27:00~29:00

スターチャンネル3

[吹]2021年9月12日(日)21:00~23:00
[吹]2021年9月16日(木)13:00~15:00
[吹]2021年9月20日(月)19:00~21:00
[吹]2021年9月29日(水)23:10~25:10

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