柳本光晴原作の大ヒットコミックス「響~小説家になる方法~」の映画化作品。本作で映画初出演にして初主演となった平手友梨奈が主人公・鮎喰響を演じる。
圧倒的な才能を前にした時、私たちは何を思い、何がかわるのか?
出版不況が叫ばれる昨今、そこに現れた一人の天才少女・鮎喰響。彼女の圧倒的な才能を軸に、周囲の人々の心の葛藤を描いた人間ドラマが交錯する。
天才少女は予測不可能にして前代未聞
圧倒的な文才を持った現役女子高生・鮎喰響。彼女の小説は、絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみ(北川景子)との出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びる。しかし、響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対に曲げない。世間の常識に囚われ、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。自分の信念と反する相手には手を出すことさえある。そんな響の処女作は、やがて日本を代表する文学賞にダブルノミネートされるという歴史的快挙にまで発展していく。
平手友梨奈を支える豪華キャストたち
響を世に知らしめた文芸誌「木蓮」の若手編集者・花井ふみ役の北川景子を始め、芥川賞を狙う青年作家役の小栗旬、自分の利益を最優先に考え動く「木蓮」編集長役の高嶋政伸、響に挑発的な態度をとる作家役の柳楽優弥といった超豪華俳優陣が出演。それぞれクセのある面々が、さらにクセある主人公・響と出会ったときの化学変化にも注目。