優しい気持ちにしてくれる人気BLシリーズの映画化『ひだまりが聴こえる』

5年以上続くシリーズながら、この春に行われたBL界のアカデミー賞と言いたい「BLアワード2021」でBESTシリーズ部門にランクインしている『ひだまりが聴こえる』シリーズ。
文乃ゆき原作による、耳が不自由な男の子を描いた癒し系のボーイズラブだ。
難聴という障害を扱っているが、決して重くはならずに、優しい気持ちにしてくれる作品となっている。

ひだまりが聴こえるを観るならU-NEXT
0 - 優しい気持ちにしてくれる人気BLシリーズの映画化『ひだまりが聴こえる』

あらすじ

正反対な2人がゆっくりと交流を深める

耳の不自由な航平は、同じ大学に通う太一とひょんなことで知り合う。
航平は難聴のために聞き取りづらい授業のノートテイクを太一にしてもらい、代わりに太一は航平からお弁当をもらうようになる。
太一は家庭の事情で祖父と二人暮らしをしている苦学生であった。
正反対にも見える2人だが、ゆっくりと交流を深めていく。

さわやかでBLが苦手な人も入りやすい

登場するのは中学生のときに突発性難聴を患って耳が不自由な大学生の航平。
耳が不自由なこともあって人づきあいが苦手で、内向的な性格だ。
彼とは対照的な明るくて元気な太一と出会い、少しずつ距離を縮めていく様子が描かれる。
友達以上、恋愛未満といった感じのさわやかでキュンとする関係だから、BLが苦手な人でも入っていきやすい内容だ。

難聴の航平に聴こえる音も表現されている

原作コミックとの大きな違いは実写化ということももちろんあるが、やはり映画化されるということは音もあるというところ。
コミックでは表現できなかった航平に聴こえているノイズの入った聴き取りづらい音が表現されているので、彼が疎外感を感じているのが伝わってくる。
そんな状況にある航平にとって、太一が大切な存在だというのもヒシヒシと伝わってくるのだ。

視聴方法

映画『ひだまりが聴こえる』は現在U-NEXTほか配信サービスにて視聴可能。
気になった方はこの機会にぜひチェックを!

ひだまりが聴こえるを観るならU-NEXT
0 - 優しい気持ちにしてくれる人気BLシリーズの映画化『ひだまりが聴こえる』

あなたにオススメ