世のマダムたちを中心に熱狂的な人気を誇る純烈のリードボーカルとして活躍する白川裕二郎。2021年9月10日に全国公開された映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」では純レッドを演じるなど、俳優としても存在感を見せている。そんな白川にCS放送の専門チャンネル「釣りビジョン」から初冠番組のオファーが!自他ともに認める釣り好きとして知られる白川に、番組に対する意気込みなどを語ってもらった。
公開:2021年9月10日全国ロードショー
監督:佛田洋
出演:純烈(後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平、酒井一圭)ほか
公式Twitter:@junretsuger
Q:まずは、白川さんも出演している純烈が主演の「スーパー戦闘 純烈ジャー」についてお聞かせください
プロモーション風景や撮影秘話、撮影でのエピソードなど、ホームページやSNSなどにアップされているのですが、みればみるほどこの作品の虜になると思います。純烈ジャー中毒になってしまうような影響力がありますね(笑)。もしかしたら夢にまで出てうなされるかもしれません。真剣にバカやって、最後はホロッとする映画になっていますので、ぜひよろしくお願いします!
Q:そんな俳優としても活躍している白川さんですが、釣りビジョンでは初の冠番組がスタートします。釣りを始めたきっかけなどを教えてください
小学1年生くらいの時、近所のお兄さん(2歳年上)と一緒に鶴見川でフナやコイを釣ったことがきっかけですね。その時からハマりましたね~。こんなに楽しいものがあるんだという気持ちでした。僕の小さい頃は、ゲーム機ですとか、今じゃスマホですけど、そんなものもなかったですし、外で遊ぶというのがすごく多かったんですよね。
僕らの世代ってみなさんそうだったと思うんですけど、そんな中で、僕の場合は家の近くには川があって、当時は「なんでもっと早く気付かなかったんだろう」という気持ちでした。
そうして、どんどん釣りに行って、どんどん道具も増えていって、高校生1年生の頃に初めて海釣りに行くことになりました。金沢八景(神奈川県横浜市)だったのですが、その頃は、秋になるとハゼ、落ちハゼですとかね、今ではほんとに少なくなりましたけど、マコガレイですとかアイナメですとか、本当にたくさん釣れていたんですよね。
それを持って帰って、夜に自分で捌いてお刺身を食べて、「こんなにも美味しいものか」と思いました。それまではスーパーで売っている刺身しか食べたことなかったので、自分で釣って捌いて、食べてみて、すごく感動したし、釣りってすごく魅力だなと感じました。
Q:純烈さんで大ブレイクしてからは、しばらくはブランクがあったと聞いていますが、ふたたび釣りを始めたきっかけは?
そう、何年かですね、おかげさまで純烈が忙しくなった頃、一時的に全然釣りに行けなくなっちゃったんですよね。で、ある時、倉庫の掃除をしているときに、釣り道具が出てきたんですよ。ホコリだらけだったんですけど(笑)。でも、「あ、これ使ってあげないと」と可哀想に思って、たくさん釣れていた頃の想い出とかがよぎって、「やっぱ行ってみたい」となったのが、再開するきっかけだったのかなあ。
Q:最近はどんな釣りがお好きですか?
アジ釣りも好きですし、あと、タイもやったりしますけど、最近面白いと思うのはショウサイフグですとか、あとはちょっと渋いかもしれませんが、タコ(笑)。今年はまだ行ってないのでわからないのですが、マダコはここ2年くらいですね。何年か良く釣れていて、竿と餌木で釣るんですけど、タコが餌木を抱いている時って、針に返しがないから、緩むと取れちゃったりするんです。やったことある人なら感覚的にわかると思うんですけど、そのワクワク感というか、とにかくスリルがあって楽しいですね。ショウサイフグは、カットウ針で引っ掛けるじゃないですか。アタリが繊細だったりするので、アワセても掛からなかったりとか、そういった奥の深さが楽しくて最近よく行ってますね。
Q:お仕事で全国を回られる中で釣りはしないんですか?
いや~そういう形ではやったことないですね~。あ、でも1回だけ、コンサートの次の日、移動日だったかなぁ、明石だったと思うんですけど、タコ釣りをやりました。その時はタコがめちゃくちゃ入れ食いで、何十杯だったかな、デカいクーラーボックスが満タンになったんですよ(笑)。で、帰りに新幹線で帰ったんですけど、ぼくがトイレに立って戻った時、見回りに来た車掌さんが、ずっと僕のクーラーボックスを見つめている訳ですよ。「あなたのですか?何が入っているんですか?」と聞かれ、当然「タコです」と答えました。なかなかあんなクーラーボックスを運ぶ人もいないでしょうから、周りのみなさまにはご心配をお掛けして申し訳なかったなと(笑)
Q:純烈メンバーのみなさまは、白川さんが釣り好きということは知ってるんですか?
はい、知っています。釣りがあるとそれを目標に頑張れる。ずっと仕事が続くと息抜きができなくなるので、そんな時に、海を眺めたりとか、魚釣りのことを考えたりすると、すごく癒されるし、落ち着くんですよね。メンバーのみんなにもそれぞれの趣味があって、例えばリーダーだったら競馬、小田井さんなんて、趣味=LiLiCoさんでしょ(笑)
こうやって釣りビジョンさんに声を掛けていただいて、仕事ですけど楽しませてもらって、それってひとつの目標でもあったので、頑張ってきてよかったなと感じています。神様のご褒美のように感じている。それくらいのことに感じています。
Q:実際の収録はいかがでしたか?
初日のアジは、昔に堤防からサビキで釣っていたのですが、今回はエサ釣りでやらせてもらいました。想像はできていましたが、ワクワク感とか小気味よいヒキですとか、あの時はこの時間が止まればいいなってくらい楽しかったですよ。
アジって口が弱いから上がってくるまで、手に汗握るというか、ああいう気持ちって大人になるとなかなか感じられる場面がないじゃないですか。媚薬とでもいいましょうか、いつまでも変わらない魔力のようなものがあるんですよね~。そういう意味ですごく楽しいですよね。
翌日は初めてのタチウオでした。あんなに楽しいものというか、タチウオのヒキ、アワセた時のグ~っと持っていかれる感触がたまらなくて、時合(釣れるタイミング)にちゃんと釣れたのも嬉しかったですね。今まで自分が培ってきた感覚が間違いではなかったということも嬉しかったです。出船前に船長さんに基本を教わって、周りの人たちを観察しながらやってみました。船長さんには、「そのやり方じゃ釣れないよ」と言われたのですが、運が良かったというか…(笑)。タチウオ釣りはもうファンになるのは当たり前というか、ぼく初めてでしたけど、すでにまた行きたいなと思っていますし、釣ってよし、捌いてよし、食べてよしと三拍子揃っていますから人気の理由がわかりますよね。
Q:白川さんにとっては釣った魚を食べるまでがセットなんですよね?
もちろんです。キャッチアンドリリースの楽しみは理解した上で、ぼくが釣って傷つけてしまう訳ですから、基本的にはちゃんと食べたいと思います。また、釣りたての新鮮な魚を食べられるのは、釣り人しかできない特権ですからね。
Q:実際にマイ包丁も持ってらっしゃると聞きましたが、料理すること自体もお好きなのですか?
オヤジが幼い時に亡くなっていて、オカンに育ててもらったのですが、そのオカンが料理下手で、色々な意味で小さいころから料理する機会があったんですね。もともと、自分で何かを作るのが好きだったということもあり、自然にやるようになったというのがきっかけでしょうかね。
Q:最後にファンの方へメッセージをお願いします!
ぼく自身は釣りが好きですが、まだ細かいことまで知っている訳ではありません。プロアマ問わず、地元独自の釣りや、自分の釣ったことのない魚を釣ることとか、皆が学びのある体験ができる、そんな番組になったらいいなと希望しています。
あ~あと釣りに限らず、海女さんのお手伝いとかどうですか(笑) 今、後継ぎ問題で話題の海女さんの仕事を僕が体験することで、やってみようと思う視聴者さんがいたら、日本の文化のためになるでしょうし、ぼくも素潜りとか好きなので、純粋に楽しそうだなと。ファンのマダムの方々を何人か連れて一緒に素潜りしてみたいなと思っていますね(笑)
純烈・白川 裕二郎(しらかわ ゆうじろう)
出身:神奈川県
1976年12月11日生/185cm/74㎏/A型
趣味・特技:釣り、筋トレ、サーフィン、スキー、スノーボード
好きなアーティスト:尾崎豊、ジョナサン・ラーソン
好きな作家:漫画家:原哲夫
初めて観た映画:マイ・フレンド・フォーエバー
好きな映画:最近は韓国映画にハマっています!
「純烈フィッシュ #1」
釣りビジョン
2021年10月10日(日)13:00~14:00 再放送:12・14~16・18・20
多くのマダムを虜にする“イケメン”白川裕二郎ではなく、幼いころからの趣味として釣りに向き合ってきた“普通の釣り人”、そして釣った魚を料理することもまた趣味として楽しむ彼の等身大の姿をお見せします。
第一回目は、白川さんに馴染みのあるアジ釣りと、初挑戦となるタチウオ釣りの2本立て。
そして料理の腕前もピカイチな白川さんには、マイ包丁で釣魚を捌く姿をテレビ初公開してもらいます。
3年連続紅白出演のアイドルタレントが、「素」で楽しむ姿をお楽しみください。