家族で見ても楽しめる冒険&超能力のSFアクション「ダーケスト・マインド」

「ダーケスト・マインド」は、ベストセラーのヤングアダルト小説をもとに映画化したSFアクション。超能力を手に入れ、国家の脅威とみなされた子供たちの運命はいかに?

「カンフー・パンダ2&3」のジェニファー・ユー・ネルソン監督作

ダーケスト・マインド

監督:ジェニファー・ユー・ネルソン
出演:アマンドラ・ステンバーグ、マンディ・ムーア、グウェンドリン・クリスティー 他

未知の病気から生き残った子供たち。しかし、彼らは何故か超能力に目覚めてしまう。社会の混乱を恐れた政府は、子供たちを国家の脅威とみなして収容所へ送る政策を実施。幸せな生活を送っていた少女ルビーも、収容所へ送られてしまう…。

5つのカラーに分類された個性的な超能力

超能力の種類としては、知力の高いグリーン、テレキネシスが扱えるブルー、電気を操るゴールド、火を操るレッド、そして人の心を操れるオレンジの5つ。その中で最も危険とされるオレンジの検査結果となってしまった主人公のルビーは、家族から引き離されて自由の効かない生活を送るはめに。

迫りくる政府と未知のアドベンチャー

とある協力者のおかげで、施設からの脱出に成功するルビー。彼女は色々な人と出会い、友情を育み、自由を求める冒険を通して成長していく。しかし、冒険の先には思いもよらない真実が隠されていた…。

感想

「X-MEN」のスタジオが携わっているだけあり、超能力の描写は文句なし! 物語の内容はこのご時世だと好みが分かれると思うけど、個人的には最初から最後まで楽しめるSFアクションでした。超能力を駆使したアクションや笑えるシーンはもちろん、友情や恋愛の要素もちょっとずつ混じってくるのでストーリー展開でも飽きない作品。万能に見える能力にもちゃんと弱点があったり、政府以外の登場人物も出てきたりと、近未来を舞台にした主人公ルビーのサバイバル術にも注目です。続編、出てきたら嬉しいなぁ…。

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