リーアム・ニーソンという俳優はいつの間にこのポジションになったんだろう？と思うが、気がついたときには“アクション俳優”の位置付けにおさまっていた。
それも天下無敵のヒーローではなく、哀愁や人間ドラマを背負っていることを感じさせるからついつい見いってしまう。
映画『トレイン・ミッション』も、そんなリーアム・ニーソンの魅力あふれる主演作だ。
あらすじ
家族を人質に取られたリストラ社員は…
住宅ローンと息子の学費の支払いに頭を悩ませる元警察官マイケルは、ある日突然勤め先の保険会社からリストラを言い渡されてしまう。
失意のまま通勤電車で帰宅の途に着くと、見知らぬ女性に話しかけられ提案を持ちかけられる。
電車が終点に着く前にある人物を探し出したら10万ドルを支払うというのだ。
家族を人質に取られたマイケルは、やむなく人探しを始めることになり…。
さまざまな魅力を持つリーアム・ニーソン主演作
1993年のアカデミー賞で作品賞ほか7部門に輝いた『シンドラーのリスト』で主演を務めると演技派として脚光を浴び、1999年の伝説的なSF大作『スター・ウォーズ エピソード1／ファントム・メナス』では、主人公のマイケルを演じたリーアム・ニーソン。
そんなキャリアをもつ彼も、今ではアクション俳優のイメージが強くなっているわけだが、昔より今の彼が好きという熱いファンも意外と多い。
本作でもその魅力を遺憾なく発揮している。
監督はスティーヴン・スピルバーグを継ぐ存在！
監督を務めるのは、『フライト・ゲーム』などでリーアム・ニーソンとタッグを組み、本作で4度目の再タッグとなったジャウマ・コレット＝セラ。
リーアム・ニーソンをして「スティーヴン・スピルバーグを継ぐ存在」と言わしめたジャウマ・コレット＝セラ監督が、電車内という限られた空間で緊張感あふれる捜索劇と体を張ったアクションを描いている。
配信情報
『トレイン・ミッション』はU-NEXTほか配信サイトで配信中。
リーアム・ニーソンのアクション卒業というゴシップも報じられているので、その雄姿をいまのうちにぜひ目に焼き付けてほしい。
