若い日本人選手たちが次々とメダルを獲得するなど、いま人気急上昇中のスケートボード。スケボーへのイメージが変化しつつあるなか、今回はおすすめのスケボー映画を5つ紹介する。
mid90s ミッドナインティーズ
90年代カルチャー盛りだくさんの青春映画
舞台は1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィーは兄と母との3人暮らしで、体が小さいスティーヴィーは、兄と喧嘩をしてはめった打ちにされる日々を送っていた。 兄を見返したいという思いを抱き、音楽やファッションに興味津々のスティーヴィーは、街でスケートボードをするヤンチャ少年たちに憧れ、ある日彼らの入り浸るスケートボードショップを訪れた。徐々にスティーヴィーと少年たちは仲良くなり、一緒に多くの時間を過ごすようになる。
18年 [監]ジョナ・ヒル [出]サニー・スリッチ、キャサリン・ウォーターストーン、ルーカス・ヘッジズほか(PG12)
STAND STRONG
スケートボーダーたちのリアル
4人の少年たちは、いつもの溜まり場でのたわいもない会話からCRASHER(クラッシャー)というスケートチームを組むことになった。イベントやスケートスポットで活動し、その勢いはSNSを通じてスケーターたちの間で話題になっていく。しかし、それぞれの事情を抱えた少年たちは、しだいにすれ違うようになってしまう。そんな中、世界戦への出場者を決める大会が開催されることになり…。
18年 [監]菊池久志 [出]中田海斗、佐川涼、松本崇、日高大作レイ、サイプレス上野ほか
スケーターガール
スケボーと出会ったインドの少女
インドの貧しい村で暮らす少女・プレルナは、学校へ通う余裕がなく家の手伝いをして暮らしていた。ロンドンから村にやってきたジェシカは、貧しい子どもたちがスケートボードのようなおもちゃで遊ぶ姿に心打たれ、本物のスケートボードを村に持ち込んだ。プレルナはすっかりスケートボードに魅了され、全国大会への出場を目指していく。
21年 [監]マンジャリ・マキジャーニ [出]レイチェル・サンチタ・グプタ、エイミー・マゲラ、シャフィン・パテルほか
スケート・キッチン
実在する大人気スケーターガールズ“スケート・キッチン”が主演
スケートボードに夢中のカミーユは、ケガをしたことから母親にスケボーを反対されてしまう
。そんな時に女の子だけのスケボーグループ“スケート・キッチン”に出会い、カミーユはメンバーになることに。母親との関係が悪くなっていく一方でスケボーにのめり込んでいくカミーユだったが、デヴォンという謎多きスケーターに恋をしたことで事態は一変し…?
16年 [監]クリスタル・モーゼル [出]カブリーナ・アダムズ、ニーナ・モラン、ジュールス・ロレンゾほか(PG15)
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
これもスケボー映画⁉ 宙に浮く“ホバーボード”
マーティの子供たちを救うべく、マーティとドクは2015年にタイムスリップする。空中を飛ぶ未来のスケートボード“ホバーボード”を乗りこなしたり、紐がなくて瞬時に足にフィットするスニーカーが登場したり。遠い未来として描かれていた2015年をとうに過ぎて、さらに5年以上も経過した現在にホバーボードのような乗り物は存在しないが、スケボーのかっこよさはこの先の未来も変わらない。
89年 [監]ロバート・ゼメキス [出]マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、トーマス・F・ウィルソンほか(PG12)