大島渚といえば映画『戦場のメリークリスマス』などの映画監督。今回は大島渚監督が手掛けた映画の中から、編集部が選んだおすすめ映画を紹介します。あなたにとっての大島渚監督の傑作は、あの有名映画や新作映画?それとも意外な映画かも…?
愛と希望の街
大島渚監督の記念すべきデビュー作
鳩を売る貧民街の少年と同情から鳩を買うブルジョア家庭の少女。2人の交流を通して階級の断絶を鋭く描き出す。
<</>>59年[監]大島渚[出]渡辺文雄、富永ユキ、千之赫子、藤川弘志、須賀不二夫 ほか
愛のコリーダ
国際的評価を得た大島渚監督の衝撃作
昭和11年に起きた“阿部定事件”を題材に、男と女の究極の愛の姿を官能的に描く。カンヌ国際映画祭で初上映。
76年日本=仏[監]大島渚[出]藤竜也、松田英子、中島葵、芹明香 ほか
青春残酷物語
エネルギー溢れる大島渚の監督第2作
中年男をカモにした美人局で荒稼ぎする不良女子高生と大学生。自滅していく2人の悲劇をエネルギッシュに描く。
60年[監]大島渚[出]桑野みゆき、川津祐介、渡辺文雄、田中晋二、林洋介、松崎慎二郎 ほか
戦場のメリークリスマス
国内外の異色スターが共演した人間ドラマ
ジャワ山中の日本軍捕虜収容所を舞台に、日本と英国軍人たちの確執や奇妙な友情を描く。坂本龍一は音楽も担当。
83年日本=英[監]大島渚[出]デビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし ほか
御法度
大島渚監督が描く久々の問題作
松田龍平のデビュー作。『愛のコリーダ』などを手掛けた大島監督が、新撰組を同性愛の視点で描いた異色時代劇。
99年[監]大島渚[出]ビートたけし、松田龍平、武田真治、浅野忠信、的場浩司 ほか
マックス、モン・アムール
美女とチンパンジーの純愛。人間社会の愛のあり方とは?
86年仏[監]大島渚[出]シャーロット・ランプリング ほか[PG12]
以上、編集部が選ぶおすすめ映画でした! 今回ご紹介した映画はいかがでしたでしょうか? 気になる映画がありましたら、ぜひチェックしてみてください!