記憶喪失になってしまったスパイを描く『ボーン・アイデンティティー』
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シンプルでいて非常にドラマチックであるため、記憶喪失という題材を扱った映画は多い。そんななかでもこの職業の人は一番、記憶喪失になっちゃ困るんじゃないだろうか?と思うのが『ボーン・アイデンティティー』の主人公。その職業というのがずばりスパイ。名前や肩書きを偽り世を忍んで任務を遂行するスパイが自分が何者かもわからなくなれば、そんな大ピンチなことはない!

マット・デイモン主演のアクション大作

ロバート・ラドラムが1980年に発表したベストセラー小説「暗殺者」をもとに映画化したサスペンス・アクション大作。マット・デイモン主演で、記憶を失くして組織から追われるスパイ、ジェイソン・ボーンを描く。青春映画の秀作『スウィンガーズ』で注目され、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などのヒット作も手がけているダグ・リーマンがメガホンを取っている。

ミニ・クーパーが疾走するカーアクションは迫力

スパイ映画の代名詞と言えば『007』シリーズだが、あちらは華があって軟派なイメージがあるのに対して本作は硬派で男臭い。アクションも重量感があってなかなかリアル。かと言って地味なわけでなく、パリの街中をミニ・クーパーが疾走するカーアクションシーンは迫力があって必見だ。

自分の名前もわからない男の唯一の手がかりは…

イタリアの漁船が意識不明の若い男を発見する。男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれており、それにはスイスの銀行の口座番号が記されていた。男は記憶を失っており、自分の名前もわからない状態だった。男は唯一の手がかりであるスイスの銀行に向かうが、貸金庫には6カ国のパスポートや大金と、拳銃が入っていた…。

スターチャンネル2

ボーン・アイデンティティー
 2020年9月4日 12:00~14:15(字幕)
 2020年9月14日 21:00~23:15(字幕)
 2020年9月26日 18:45~21:00(字幕)
※吹き替え版はスターチャンネル3で放送

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